26日の紙面から

●アイデアおにぎり大人気
 能代市二ツ井小の5年生42人が25日、同市二ツ井町小繋の道の駅ふたついで自分たちで具材を考えたおにぎりの販売に挑戦した。販売開始前から長蛇の列ができ、約40分で完売する盛況ぶり。児童たちは「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と元気な声を響かせながら販売や接客の楽しさを学んだ。

f25p01二ツ井小おにぎり販売p1

自分たちで具材を考えたおにぎりを販売する児童(道の駅ふたついで)

●2JA合併推進協が解散
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)とJA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)は25日、「山本地区JA合併推進協議会」が20日をもって解散したことを知らせる同協議会正副会長名の文書を各組合員に配布した。平成29年4月の同協議会設立以降、協議を重ねてきたが、2JAによる合併のメリットを見いだせず、県1JA化構想など状況の変化も踏まえ、20日開かれた同協議会常任委員会で結論付けた。JA白神はこれまでの経過や協議内容を報告する説明会を開く方向で検討中。一方、JAやまもとは独自の文書を配り、県1JA化の協議を見極めながら単独JAでの継続も視野に入れた検討を進める考えも示した。

●じゅんさい沼公園整備を
 三種町森岳の農産物直売施設・じゅんさいの館を運営する町産物利用促進組合(笹村敬一組合長)は、施設周辺にじゅんさい沼公園(仮称)を整備する構想をまとめ、町に対し「組合との協同事業として実施してほしい」と要望書を提出した。水田を転換して摘み取り体験ができるジュンサイ沼や観賞用のハス沼、芝生広場などを町に整備してもらい、観光客を呼び込んで森岳温泉街の活性化にも貢献したい考えだ。

●能代山本人口7万6114人
 県調査統計課がまとめた9月1日現在の人口と世帯数によると、能代山本の人口は7万6114人で前月より111人減少した。対前月比減は172カ月連続。世帯数は3万1737で15減少。能代市の人口は5万867人で前月比59人減。山本郡は2万5247人で52人減。藤里町は3008人で7人減、三種町は1万5574人で35人減、八峰町は6665人で10人減となった。

●市長が洋上風力視察報告会
 7月上旬に洋上風力発電の先進地であるドイツとデンマークの拠点港を視察した能代市の斉藤市長は、10月11日午後6時30分から同市海詠坂の能代山本広域交流センターで「欧州洋上風力発電先進地視察」の報告会を開催する。市民の聴講を呼び掛けており、報告後は洋上風力に関する質疑も受ける。

●ドラム缶残存範囲限られる
 県は25日、旧能代産業廃棄物処理センター(能代市浅内)の第2処分場で実施したボーリング調査で、ドラム缶の存在を推測できる「金属片に挟まれた空洞」が確認できなかったことを明らかにした。9月県議会の福祉環境委員会で説明した。県環境整備課はこの結果から、廃油入りドラム缶が残存する範囲に大きな広がりはないとの見方も示した。

●県高校軟式野球組み合わせ決定
 第64回県高校軟式野球秋季大会(10月5~7日・能代市の能代球場)の組み合わせが25日、決まった。能代勢は能代工が初日の1回戦で本荘と対戦し、能代は6日の準決勝で秋田工─秋田商の勝者を待ち受ける。大会は能代工、能代、秋田商、秋田、秋田工、本荘の6校が参加し、トーナメント戦を実施する。雨天順延。優勝校は東北大会(10月18~20日・福島県いわき市)の出場権を得る。

●50年目、早起き歩こう運動終了
 能代歩こう会(戸松春雄会長)の第50回早起き歩こう運動は25日朝、能代市役所さくら庭を発着点に行われ、今年の日程を終了した。参加者は秋の風を感じながら、歩き納めを満喫した。歩こう運動は、歩くことを通して体力や健康の維持・増進につなげるとともに、交流を深める機会にしようと同会が毎年開催。今年度は4月3日から今月25日までの毎週水曜日、全26回の日程で行われ、最終日を含めて90㌔余りを歩いた。

n25p01

参加者が歩き納めを楽しんだ早起き歩こう運動(能代市富町で)

27日の紙面から

●メルヴィル楽団と児童交流
 能代市渟南小(工藤克弥校長)に25日、東京都内を拠点に活動する「メルヴィル弦楽四重奏団」が来校し、児童たちに弦楽器の魅力を伝えた。県と一般財団法人・地域創造(東京都)が共催する「公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業秋田セッション」の一環で、27日までに第四小、浅内小、能代支援学校の3校を訪問し、児童との交流。28日は市文化会館でコンサートを開く。

p25p06渟南小にメルヴィル弦楽団2

メンバーが四隅に分かれて演奏。音の聞こえ方の違いを紹介した(能代市渟南小で)

●投票率10代、20代前半3割切る
 能代市選挙管理委員会は、7月21日に投開票が行われた第25回参院選の年代別投票率をまとめた。投票率が最も高かったのは70~74歳の74・12%で、最も低かった18~19歳の29・41%と比べ44・71㌽の開きがあった。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから3回目の国政選挙となり、18~19歳は前回参院選(平成28年)の38・52%より9・11㌽下がった。70代後半と80代以上を除く年代で前回を下回り、40代前半が最も下落した。

●秋銘展、製品約4千点を審査
 県銘木センター(竹内嘉人理事長)の第51回県銘木展示大会は26日、能代市河戸川の同センターで始まり、出品された製品約4千点の審査を行った。最高賞の林野庁長官には、袴健銘木(同市浅内)の「霧島杉杢(もく)柱」が選ばれた。製品販売は27、28の両日で、県内外から30社以上の買い方の参加が見込まれている。

i26p01

林野庁長官賞に選ばれた袴健銘木の「霧島杉杢柱」

●組合員の反応「残念」「なぜ」
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)とJA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)が、20日で合併推進協議会を解散させ、平成23年度の研究会段階から続けてきた合併協議に終止符を打った。「合併のメリットを見いだせない」という結論だが、合併に期待していた組合員からは「農産物の生産量を増やし、有利販売できると思っていたのに」「ネギを東北一の産地にしたかった」などと、解散を残念がる声が広がっている。また、合併に至らなかった具体的な理由が分からないとして、「説明の機会を設けてほしい」との声も聞かれている。

●富根橋を全面通行止めに
 県山本地域振興局は、米代川に架かる能代市二ツ井町の富根橋の補修工事に取り組んでいる。さびや腐食が進行する中、「今までで最も大規模な補修工事」(同振興局)となり、10月28日から11月30日までの約1カ月間、車両が終日全面通行止めとなる。同橋を利用している人は、切石の米白橋か、朴瀬の米代新橋を利用することになる。

●茨城国体、能代山本勢の活躍期待
 「翔べ 羽ばたけ そして未来へ」をスローガンに掲げる第74回国体「いきいき茨城ゆめ国体2019」は、28日にひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場で総合開会式を行い、11日間にわたる国民スポーツの祭典が幕を開ける。能代山本関係勢は10競技に成年、少年合わせて選手19人(予備登録含む)が出場。各選手の健闘が期待される。

●小学生が理科研究の成果発表
 第69回能代市山本郡児童生徒理科研究発表会25日、同市能代二中で開かれ、小学生82人が授業や日常生活で疑問に感じたことなどをテーマに研究した成果を発表した。能代山本教育研究会理科部会(会長・加藤正嗣八竜中教頭)の主催で、理科への興味・関心を育もうと毎年開催。今回は個人やグループで研究した66テーマを発表した。

r25p03

児童たちがさまざまなテーマで研究した成果を発表(能代市能代二中で)

●感染症にならぬよう手洗い教室
 能代市常盤小(八代英樹校長)で25日、食中毒やノロウイルス感染を予防するための手洗い教室が開かれた。1、2年生の児童たちは手のひらだけでなく、爪の間や手首までしっかり洗うことの大切さを学んだ。教室は、能代山本食品衛生協会(塚本民雄会長)がノロウイルスが流行する11月を前に、子どもたちに正しい手洗いを知ってもらおうと企画。この日は日本食品衛生協会認定の「手洗いマイスター」2人が来校し、同校の1、2年生9人に指導した。

p25p05

じっくりと丁寧に手を洗う児童たち

(能代市常盤小で)

28日の紙面から

●房住山登山三十三観音の清掃も
 三種町琴丘中(長浜中校長)の全校生徒が参加する房住山登山が27日、秋晴れの下で行われた。今年も登山道にある三十三観音のクリーンアップを実施し、生徒たちが石像を覆ったこけや汚れをきれいに落とした。房住山(409㍍)は三種町と能代市二ツ井町にまたがる信仰の山。坂上田村麻呂と蝦夷の首領・長面三兄弟の戦いなど多くの伝説が残る。登山道には、江戸時代末期に地元の人たちによって建立された石仏群・三十三観音(町指定文化財)がある。

L27p03房住山クリーンアップ1

観音像の表面に張り付いたこけを落とす生徒

(三種町の房住山で)

●実質単年度収支3年ぶりに黒字に
 能代市がまとめた平成30年度普通会計の決算状況によると、実質単年度収支は5億1337万6千円の黒字となった。道の駅ふたついの移転補償など約11億5千万円の臨時収入が大きく影響し、3年ぶりに黒字に転換した。経常収支比率は92・8%と公債費の増加などで前年度より1・6㌽悪化、財政の柔軟性を失いつつあるとされる80%を大きく上回り、財政の硬直化が進んだ。

●ジェイコー秋田も再編統合要する
 厚生労働省が26日公表した再編・統合の議論が特に必要とする全国424の「再検証要請対象医療機関」に、能代市緑町のジェイコー(地域医療機能推進機構)秋田病院(石岡隆院長)がリストアップされた。団塊の世代が後期高齢者となる2025年をにらみ、急性期を中心とした病床数の削減・転換を進めるため、都道府県が策定した地域医療構想の実現に向けた議論を促す狙いで、厚労省は都道府県に検証を要請、来年9月までの結論を求める。

●ふれあい・巡回バス来月運行開始
 三種町の公共交通再編により来月1日から運行されるふれあいバス、巡回バスの出発式が27日、八竜農村環境改善センターで行われた。バスの運行を受託した住民団体や民間業者らが神事に臨み、安全運転で「住民の足」を確保しようと誓い合った。

L27p01ふれあいバス出発式

住民の新たな交通手段として期待されるふれあいバス、巡回バスの出発式が行われた

●秋銘展、製品は腰板や厚板堅調
 県銘木センター(竹内嘉人理事長)の第51回県銘木展示大会は27日、能代市河戸川の同センターで製品と原木の競りが行われた。県内外から30社以上の買い方が参集、製品は腰板や厚板が堅調に売れたほか、原木は高齢級の秋田杉を中心に出材された約170立方㍍が完売した。最終日の28日も製品販売を行う。

i27p01

30社以上の買い方が参集し、製品の競りは盛り上がりを見せた(県銘木センターで)

●「ふじさとパン」あす販売
 藤里産の天然水や酵母、具材を使った「ふじさとパン」を販売するイベントが、29日午前11時30分から藤里町藤琴のまちづくり拠点施設・かもや堂で開かれる。1日限定オープンのパン屋さんで、町民有志でつくるプロジェクトチームが製造した3種類のパンを各50個限定販売する。

●二ツ井マラソンランナー過去最多
 きみまちの里フェスティバル実行委員会(会長・斉藤市長)によると、10月20日に能代市二ツ井町で開催する「第25回きみまち二ツ井マラソン」は総勢2125人がエントリーし、過去最多を記録した。25回の節目を記念し、ゲストランナーにシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(47)を迎えることもあり、関心の高さをうかがわせた。

●国交省能代が地震想定し防災訓練
 国土交通省能代河川国道事務所は27日、能代市内で大地震を想定した防災訓練を実施した。津波や堤防の決壊により能代地域で浸水被害が起きたとして、情報通信機器を活用して現地の状況を関係機関と共有するなどした。

m27p01p

公共ブロードバンド無線装置を使い、現場の状況を遠隔地の関係機関と共有(能代市中川原で)

29日の紙面から

●素波里で初のキックバイク大会
 地面を足で蹴って走る幼児用自転車「キックバイク」のレースを楽しむイベント「白神はしぇるライダー〜とびきり陽気なキックバイカーの集い〜」が28日、藤里町の素波里園地で初めて開催された。県内外から集まった1〜5歳児が爽やかな秋風を受けながら元気いっぱいにコースを駆け抜けた。

f28p02はしぇるライダーp1

保護者らの声援を受け、キックバイクで勢いよくコースに飛び出す子どもたち

(藤里町の素波里園地特設会場で)

●稲刈り作業が本格化
 能代山本地域で、稲刈りが本格化している。土曜日の28日は各地でコンバインが稼働し、農家や家族、農業法人の社員などが慌ただしく作業。農村部の秋の活気がピークを迎えている。約70年にわたってコメを作り、今年はあきたこまちとひとめぼれを2・8㌶で作付けしている能代市朴瀬の見上五代治さん(95)は、家族3人で作業。見上さんがコンバインを運転し、家族は水田の角を刈り取るなど、分担しながら手際よく進めた。

d28p01

能代山本で稲刈りが本格化している

(能代市朴瀬で)

●8月の空港利用者1万7641人
 県大館能代空港管理事務所がまとめた8月の空港利用状況によると、利用者数は東京便(2往復)とチャーター便合わせて1万7641人で、前年同月比1386人、5・5%増だった。搭乗率は同比3・2㌽低い73・2%。前年同月比増は、昨年4月から17カ月連続。東京からの搭乗者数は8668人で、前年同月比644人増、搭乗率は74・0%で同比0・8㌽減。チャーター便は、熊本、北海道の稚内、帯広間で計8便運航され、搭乗者数は合計482人(搭乗率71・7%)。

●秋銘展、販売総額4200万円に
 県銘木センター(竹内嘉人理事長)の「第51回県銘木展示大会」は最終日の28日、能代市河戸川の同センターで製品の競りを行った。前日を含めた2日間の販売額(原木含む)は4200万円で前年を400万円上回った。新規で参加した買い方も見られ、同センターは「全国の市況が厳しい中で健闘できた特市だった」と振り返った。

●ミュージカル上演へ稽古
 能代支援学校(佐藤淳校長)の高等部生徒が出演する第24回ミュージカル公演「新説 死神〜命の証〜」は、10月11日午後1時30分から能代市文化会館大ホールで上演される。本番を間近に控え、生徒たちは舞台を成功させようと熱を込めて稽古に打ち込んでいる。

p27p04支援学校ミュージカル稽古

本番を2週間後に控え熱のこもった稽古に取り組む生徒たち

●中学総体野球、藤里・八竜が優勝
 第1回能代山本中学校秋季総体軟式野球大会は28日、能代市落合の能代球場で能代南─藤里・八竜の決勝が行われた。藤里・八竜が能代南を延長9回タイブレークの末、5─4で下して優勝を飾り、藤里・八竜は全県大会(11月8~10日・大館市の大館樹海ドーム)の出場権を得た。

 ▽決勝
能 代 南000000013 4
藤里・八竜000000014x 5
     (延長9回タイブレーク)

●「RUN伴」認知症理解アピール
 認知症への理解を呼び掛けながら走り、たすきをつなぐ全国規模のイベント「RUN伴(とも)」は28日、能代市内で行われ、介護施設の職員や小学生ら13人のランナーが約7㌔を走り、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりの大切さをアピールした。県北地域をリレーしたたすきは29日に秋田市へ引き継ぎ、本県のゴールを迎える。

w28p042

オレンジ色のTシャツを着たランナーが認知症への理解を呼び掛けた「RUN伴」(能代市上町で)

●子どもたちの感性キラリ
 MOA美術館能代・山本児童作品展が28日、三種町の山本ふるさと文化館で始まった。子どもたちの感性が光る絵画、生き生きとした筆遣いの書写作品合わせて305点が展示され、来場者の関心を集めている。会期は29日まで。時間は午前10時~午後3時。午後1時から表彰式が行われる。入場無料。

r28p02

子どもたちの個性が光る絵画などが並ぶ作品展

(三種町の山本ふるさと文化館で)

30日の紙面から

●手作り「ふじさとパン」人気
 藤里産の酵母や水、具材を使った手作りパンを販売するイベントが29日、藤里町藤琴のまちづくり拠点施設・かもや堂で開かれた。町民有志によるプロジェクトチームが作った3種類のパンが販売され、老若男女が「ふじさとパン」を堪能した。今回の結果を踏まえてさらに研究を重ね、年度内にも2回目の販売イベントを開く方針。

f29p02ふじさとパンp1

1日限定オープンの「ふじさとパン」。お気に入りのパンを注文する人でにぎわった(藤里町のかもや堂で)

●三種川改修、水害防止へ新手法
 三種町下岩川地区で、三種川をショートカットするための工事が始まった。県山本地域振興局が進めている床上浸水対策特別緊急事業の一環。現在の川は大きく蛇行しているが、工事で延長約150㍍、深さ8㍍弱にわたって掘削して〝捷水路(しょうすいろ)〟を造り、既存の川とつなげる。来年度末の完成・通水を目指しており、同振興局は「ショートカットは近年の河川改修にはなかった工事。予定通り完成させ、水害常襲地帯の被害を軽減したい」としている。

●誘致企業社員と家族ら稲刈り
 能代市内に立地する誘致企業7社の社員と家族ら27世帯55人が29日、同市常盤山谷地区の田んぼで稲刈りや稲を天日干しするくい掛けを体験した。5月に自分たちで田植えをした稲穂は黄金色に実り、収穫作業に汗を流した。

z29p01

刈り取った黄金色の稲をくいに掛ける参加者(能代市常盤山谷で)

●渟西小、風の松原に親しむ
 能代市渟西小(藤田卓也校長)の「風の松原集会」は27日、同市の風の松原で開かれ、児童たちはフィールドオリエンテーリングを通じて、古里の自然に理解を深めた。旧渟一小時代から続く恒例行事。この日は全校児童331人が40の縦割り班に分かれて、オリエンテーリングに取り組んだ。

p27p03

風の松原内に設けられたチェックポイントでクイズに挑戦する児童たち

●県総合バスケ、能代工高優勝
 第74回県秋季男女総合バスケットボール大会は最終日の29日、能代市総合体育館で男女の準決勝と決勝が行われた。能代勢で唯一勝ち残った男子の能代工高は準決勝でJOMを75─66で下し、決勝は厚生倶楽部に75─73で競り勝ち、2年ぶり13回目の優勝を飾った。

●「工業祭」、体験コーナーも多彩
 能代工高(小松弘樹校長)の学校祭「第56回工業祭」は29日、同校で一般公開された。教室棟では各学科の作品展示やものづくり体験コーナーが催され、来校した多くの人たちを楽しませた。今年度のテーマは「進華~新しい自分への挑戦~」。この日に向けて、全校生徒がホームルームデコなどの準備を進めてきた。

p29p01

ものづくり体験など多彩な企画で来校者を楽しませた工業祭

●ボーイスカウト夜間ハイクで鍛練
 能代市のボーイスカウト秋田第6団(下妻正規団委員長)の第40回夜間ハイクは28日夜、市内や三種町で行われ、小学生から大人まで32人が参加し、心身の鍛錬に取り組んだ。ベンチャー(高校生)とボーイ(小学6年生~中学3年生)の2隊が午後1時30分に同市萩の台のスカウト会館を出発し、清助町や河戸川、浅内、三種町鵜川、同市長崎を経由する28・8㌔、カブ(小学3、4年生)隊は午後6時にスタートし、河戸川や浅内、長崎地区を通る11・5㌔のコースに挑戦した。

p28p06

約12㌔の道のりを3時間ほどかけて完歩したカブ隊(能代市浅内で)

●命つなぐ「防災食」に理解深める
 能代市上町、万町など市中心部の10自治会で組織する「能代第一自主防災協議会」(大塚康央会長)は29日、同市上町の能代ふれあいプラザ・サンピノでセミナーを開き、災害発生直後に命をつなぐ「防災食」に理解を深めた。また、今月3日の局地的な大雨で同市清助町、下浜の両地区に土砂災害の避難勧告が発令されたことを踏まえ、市の担当者と情報伝達の在り方で意見を交わした。

i29p01

ビニール製の炊飯袋の使い方を実演

(能代市のサンピノで)

 


 

9月インデックスに戻る