16日の紙面から
●スポーツ用品店にパン並ぶ 能代市畠町のスポーツ用品店「141スポーツ」の店内に、毎週金曜日限定で食パンやホットドッグといった多彩なパン製品が並ぶ。岩手県の製パン会社に店内の一部を提供して無償で販売を代行。店主の石井昭和さん(49)は「パンをきっかけに初めて来店してくれたお客さんもいる。畠町に足を運んでくれる人が増えるきっかけになれば」と話し、顧客開拓と商店街への誘客につなげたい考え。

毎週金曜日、店内の一角にパンが並ぶ「141スポーツ」(能代市畠町で)
●八峰町産ナラ使いほだ製造 県山本地域振興局が八峰町の峰浜培養で行っているシイタケの栽培実証試験が最終盤を迎えた。ナラの計画的な伐採とナラ枯れ予防につなげようと、同町産のナラのおが粉で菌床ブロック(ほだ)を製造しシイタケを収穫する取り組みで、3年目で最終年度の今回も品質が上々なことを確認した。峰浜培養は地元ナラ材でおが粉を作る工場を整備する構想を持ち、「コスト削減と山の再生の両方を図りながら、ほだを農家に安く供給できるようにしたい」と意欲を見せる。振興局は「県、町の支援の在り方を探っていきたい」としている。
●インフルエンザ「警報」発令 県は15日、能代保健所管内に今季初のインフルエンザ警報を発令した。昨年12月30日~1月5日に報告された1定点医療機関当たりの患者数が31・25人となり、警報発令基準(30人)を超えた。15日発表の情報によると、能代保健所管内の4定点で125人のインフルエンザ患者が報告。前週(12月23日~29日)の51人(1定点当たり12・75人)から大きく増加した。
●三種の旅行商品開発にヒント 三種町内の観光関連団体や事業者などが今年度立ち上げた農泊推進協議会(戸嶋諭会長)は、町ならではの観光資源を活用した旅行商品の開発に取り組んでいる。このほど3回目の会合が八竜農村環境改善センターで開かれ、大手旅行業者が町の認知度などを明らかにするため実施したインターネット調査の結果を報告。町の観光資源の中で、秋田犬と散歩する健康ウオーキングや地元の食に魅力を感じている人が比較的多いことが分かった。
●ミュージアム移転・新築提案へ 能代市バスケの街づくり推進委員会(大塚和敬委員長)の第11回会議が14日夜、同市畠町の能代バスケミュージアムで開かれた。市で仮移転を計画している能代バスケミュージアムについて、推進委としては複合的な施設として移転・新築することを年度内に市に提案することを決めた。また、市民意識調査でバスケの街を誇れると思わない市民が3割を超えたことに「危険水域だ。バスケの街として問題ではないか」と危惧した。
●能代山本の児童生徒 発育良好 能代山本教育研究会養護教諭部会と能代市山本郡学校保健会養護教諭部会は、今年度の能代山本の小中学校、高校の児童生徒の発育と疾病異常統計をまとめた。身長・体重はすべての学年で全国平均(平成30年度)を上回り、良好な発育状況であることが分かった。一方で疾病異常は、健全歯者が年々増加する一方で、未処置歯のある児童生徒の割合は中学校を除き、全国平均より高い傾向が見られ、依然として課題となっている。
●受験生を応援、商戦が活発 全国一斉に行われる大学入試センター試験(18、19日)や、県公立高校入試前期選抜(30日)が間近に迫っている。能代山本の大型店やスーパーなどでは、「勝つ」や「叶える」といった縁起の良い言葉が入った験担ぎ商品をそろえたコーナーを設置し、試験本番に向けて追い込みを掛ける受験生たちを応援している。

各店が合格祈願のコーナーを設置して受験生を応援(いとく能代南店で)
●八竜幼稚園児 お点前を披露 三種町鵜川の八竜幼稚園(見上岳也園長)の新春おもてなし茶会は15日、同園近くの茶室で開かれ、園児たちが日ごろ学んだ作法に従って和菓子やお茶を運び、幼稚園関係者を楽しませた。同園は伝統的に茶道教育に取り組み、茶道裏千家の成川宗憲さん(大潟村)の指導を受けながら月1回のペースで茶道の稽古を重ねている。

稽古の成果を発揮しお茶を振る舞う園児
(三種町鵜川で)
17日の紙面から
●NBA八村選手に八峰の地酒 八峰町八森の酒蔵・山本合名会社が製造した純米吟醸酒「FAST BREAK(ファスト・ブレーク)」が、米プロバスケットボールNBA、ウィザーズの八村塁選手の手に渡ったとファンらの間で話題になっている。「速攻」を意味するバスケ用語を商品名にした八峰の地酒が、八村選手からバスケの最高峰NBAのチームに贈られたことに山本友文社長(49)は「めちゃくちゃうれしい」と喜んでいる。

NBAの八村塁選手の手に渡った山本合名会社の純米吟醸酒「FAST BREAK」
●藤里町議選、告示まで2カ月 任期満了に伴う藤里町議選(定数10)は、3月17日の告示まで2カ月となった。これまで現職8人が再選出馬を表明しているほか、現職1人が態度を保留。元職も立候補を模索しているものとみられる。当面は、出馬が定数を上回るかどうか、また、新風を期待する有権者に待望論が根強い新人の動きが具体化するかが注目される。立候補予定者は選挙戦になることを前提に、支持拡大を図ろうと前哨戦を本格化させている。
●洋上風力 JERAも開発計画 東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資した火力発電会社「JERA」(ジェラ、東京都)が、能代市から三種町、男鹿市にわたる一般海域で洋上風力発電の開発を計画していることが分かった。出力規模は35万㌔㍗を想定している。今春にも開発可能性調査に乗り出す方針。3市町沖で洋上風力発電を計画するのはこれで4事業者目。
●手作り枕 快適な睡眠が好評 八峰町峰浜地区の農家宅で、ソバ殻とラベンダーを有効活用した枕作りが今冬も行われている。農作業のない冬期間に枕をまとめて作り置きし、100枚以上を仕上げるベテランの女性もいる。完成品は産地直売所でずらりと販売。手作りならではの温もりと心地よい香りにあふれ、人気を集めている。

枕作りに取り組んでいる農家の女性
●暖冬 干しもち製造にも影響 暖冬傾向が続いている能代山本地域で、農家が干しもち作りに苦戦している。いつもなら農村部の各地で盛んに製造される時期だが、今年は冷え込みも雪も乏しいため、餅をついたものの干せず、注文に対処できないケースもある。農家は「何十年も作ってきたが、こんな冬は初めて」と嘆き、寒気の到来を待ち望んでいる。

暖冬で、外に干せない餅に目をやる農家(三種町志戸橋で)
●JA白神、リンドウ販売額減る JAあきた白神りんどう部会(桂田浩樹部会長)の実績検討会は15日、藤里町のホテルゆとりあ藤里で開かれた。今年度の販売額は3699万7千円となり、前年度実績、今年度計画ともに下回った。夏場の高温や株の老化が主な要因。検討会には部会員やJA、市場関係者ら約30人が出席した。
●中心市街地の通行量4割超減 能代市が昨年11月に実施した中心市街地の歩行者・自転車通行量調査によると、平日6地点の通行量は前年比23人(0・7%)増の3520人だった。高校生以下は6・6%、成人は3・8%それぞれ減少し、65歳以上の高齢者は18・1%増えた。ただ平成27年からは全体で447人(11・3%)減り、21年に比べると2771人(44・0%)の大幅減となっており、止まらない中心市街地の空洞化が浮き彫りとなった。
●高校前期選抜、願書受け付け 2年度県公立高校入試前期選抜の入学願書受け付けが16日、県内で一斉に始まった。能代市内の高校にも願書の入った封筒を携えた中学校教諭が次々と訪れ、受験生の合格を願いながら手続きを済ませた。願書受け付けの締め切りは20日正午。学力検査などは30日に行われ、合格発表は2月7日午後4時。

前期選抜の願書受け付けが始まり、中学校教諭(右)が願書を提出(能代松陽高で)
18日の紙面から
●ハクチョウ、早くも北帰行へ 少雪傾向が続き、暖かさが感じられる能代山本の各地で、早くもハクチョウの姿が見られている。ほとんど雪が積もっていない田んぼで羽を休めたり、餌をついばんだりしながら、北帰行に備える光景が広がっている。能代市の小友沼に近い大関地内の田んぼでは17日、10羽ほどのハクチョウが見られ、羽を大きく広げながら鳴き声を上げたり、落ち穂をついばむなどする光景が広がっていた。

能代山本で早くも北帰行途中のハクチョウが飛来(能代市大関で)
●天然秋田杉43立方㍍競りに 能代市河戸川の県銘木センターで、24日に天然秋田杉(天杉)が競りに掛けられる。資源量の減少を理由に平成24年度末で国有林からの供給が停止されたが、倒木の危険があった立ち木など約43立方㍍を特別に出品。天杉の市場販売は、台風の被害木が競りに掛けられた30年10月以来、約1年3カ月ぶりとなる。同センターは「県内外の製材業者から問い合わせがある。天杉への関心は依然として高い」とし、競りの活況を期待している。

1年3カ月ぶりに市場販売される天然秋田杉
(能代市の県銘木センターで)
●ヨルダン訪問団26日出発 東京オリンピック・パラリンピックでヨルダンのホストタウンになった能代市の同国への訪問の日程と訪問団のメンバーが決まった。斉藤市長、渡辺優子市議会議長、市職員、通訳、民間企業役員の計5人で構成し、26日から31日までの日程で現地に2泊3日する。ヨルダンオリンピック委員会長のファイサル王子との面談や在日本大使館大使への表敬訪問、世界遺産ペトラ遺跡、塩湖の水位低下で消滅の危機にある有名観光地「死海」の見学などを予定している。
●ふれあい・巡回バス好評 三種町は、公共交通空白地域の解消を目的に運行している「ふれあいバス」と「巡回バス」の3カ月間(昨年10~12月)の利用状況をまとめた。利用は61日間で延べ5941人、1日当たり97・4人となり、町は「地区によってばらつきはあるものの、全体としては予想以上の利用状況」と受け止めている。11月に比べて12月の利用が伸びており、今冬は雪が少ないことや、利便性が徐々に住民に浸透したことも要因とみられている。
●今夏、花火打ち上げへ/藤里町 藤里町の有志団体が今年の夏、花火で古里の夜空を彩る「ふじさと願い花火2020」を実施する。記憶に残るイベントを行うことで感動を子どもたちにプレゼントするとともに、子どもが自信を持って故郷を語れるようにという願いを込めて行うもので、今後クラウドファンディングで必要な資金を確保する計画。花火の打ち上げが実現すれば、平成25年8月に町制施行50周年記念事業の「町フェス『ふじさと50祭』」のフィナーレに行われて以来、7年ぶりとなり、期待が膨らんでいる。
●クライミングウォール登場 三種町の山本地域スポーツクラブ(赤川秀悦会長)は、山本体育館の2階スペースにクライミングウォール(人工壁)を設置した。子どもたちの遊び場を増やしたいとの思いから、体操用具の肋木(ろくぼく)を活用して高さ2㍍、幅5㍍ほどのコースを手作りした。同体育館では、20日午後7時から「8人制バレーボールマンデーナイトリーグ」が開幕。これに合わせてクライミングウォールを子どもたちに開放する。

山本体育館にお目見えしたクライミングウォール(三種町で)
●ハピネッツのアンテナ店開設 能代市柳町の空き店舗で、25日から来月2日までの期間限定でプロバスケットボール・秋田ノーザンハピネッツの公式グッズを販売するアンテナショップが開設される。同1、2日に市総合体育館で行われるホームゲームを盛り上げ、商店街への誘客につなげようと、柳町商店街振興組合(塚本正理事長)が企画。チームの運営会社によると、アンテナショップの開設は初めて。
●センター試験「全力を」 2年度大学入試センター試験は、きょう18日から2日間、全国689会場で実施される。来年度から「大学入学共通テスト」に替わるため、今回が最後のセンター試験になる。試験前日の17日、能代市内の各高校では結団式が行われ、受験生たちは教員らの激励を受け、進路の実現に向けて全力を尽くすことを誓った。このうち、184人が試験に臨む能代高(山田浩充校長)では3年生と教職員が体育館に集まり、結団式を行った。

大学入試センター試験に向け、志気を高めた生徒たち(能代高で)
19日の紙面から
●男装カフェオープン 藤里町藤琴のまちづくり拠点施設・かもや堂で18日、男装した女性が取り仕切る「男装カフェサロン」が開かれた。サブカルチャー好きから住民まで幅広い層が、コーヒーやケーキを注文したり、スタッフとサブカル関係の会話を弾ませたりと、この日だけの特別な空間を楽しんだ。

県内では珍しい「男装カフェ」がオープン
(藤里町藤琴で)
●風力発電、国の騒音評価に疑問 市民グループ「能代山本洋上風力を考える会」の第4回学習会は18日、能代市中央公民館で開かれた。陸上風車が建つ由利本荘市やにかほ市で風力発電による健康被害の実態を取材しているサイエンスライター山下友宏さん(にかほ市在住)は、環境省が示すA特性と呼ばれる騒音評価では、風車の回転時に出る低周波音(周波数が100㌹以下)による影響を評価できないなど調査の問題点を指摘した。
●人材確保へ仕事アピールを 地元企業の仕事内容のアピールと求職活動支援を目的とした「のしろお仕事フェア・就職面接会」は、2月16日に能代市柳町のプラザ都で開かれる。主催する能代市は、面接・相談ブースを開設する事業所を募集している。30社程度を予定しており、「人材確保に向け、仕事の内容や、やりがいを伝える機会にしてほしい」などと呼び掛けている。申し込みは27日までに市商工港湾課(☎0185・89・2186)へ。定数に達した段階で締め切る。
●鮮やかな帯でアート 八峰町峰浜大沢地区の住民女性で構成する大沢あけぼの会(笠井サダ代表)による帯アート展が同町社会福祉協議会(旧八森中)で開かれている。色鮮やかな帯が華やかに形作られ、見る人の目を楽しませている。会期は今月31日までの月曜から金曜日で、時間は午前8時30分~午後5時15分。

大沢あけぼの会による帯アート展
(八峰町社会福祉協議会で)
●能代工が決勝リーグ1勝 第61回県高校男女新人バスケットボール選手権大会は2日目の18日、由利本荘市の由利本荘アリーナで男女の決勝リーグ進出決定戦と決勝リーグの一部が行われた。男子の能代工が決勝リーグに進み、同リーグで秋田西を67─58で下して1勝を挙げた。女子の能代は同リーグ進出決定戦で横手城南に38─76で敗れた。
●初心者スキー教室開講 能代市二ツ井公民館とNPO法人スポカルきみまちの初心者スキー教室は18日、同市二ツ井町の切石ファミリーゲレンデで始まり、児童がスキーを楽しみながら基礎技術の習得に挑戦している。2月1日まで全3回開講する。

子どもたちがスキーを楽しみながら基礎を学び始めた初心者教室(能代市二ツ井町の切石ファミリーゲレンデで)
●「ウソ」が桜の花芽食す 能代山本で今冬も桜の花芽を食べる野鳥・ウソが確認されている。八峰町八森の御所の台ふれあいパークでは、群れになって花芽を食べるウソが見られ、町は食害対策として花火を使って追い払っている。日ごろ野鳥を観察している人の中には暖冬の影響でウソの行動が早まっているとの見方もあり、公園などを管理する行政機関は観桜シーズンを見据え、ウソの動向を注視している。
●まち灯り成功へ一役 能代支援学校高等部の生徒が17日、能代市役所さくら庭周辺で26日に行われるのしろまち灯(あか)りに向けて、リサイクルろうそく作りやLED(発光ダイオード)照明を入れる木の囲い、「コロコロドミノ装置」の製作などを同校で行い、生徒たちは協力しながら作業を進めた。同校高等部はまち灯り当日も会場スタッフや豚汁の販売、太鼓演奏などを行い、イベントを盛り上げる。

リサイクルろうそく作りに励む生徒たち
(能代支援学校で)
20日の紙面から
●檜山こども冬まつり活気満ちる 能代市の檜山地域まちづくり協議会(安部隆昭会長)主催の「檜山こども冬まつり パート16」は19日、同市桧山崇徳館敷地内で開かれた。そり競技やミカン拾い、カルタ大会といった催しが行われ、会場は訪れた住民たちのにぎやかな声が響いた。親子の触れ合いや世代間交流などを狙いに毎年開催。今年は暖冬の影響で雪が積もらず、屋外での開催が危ぶまれたが、前日に会員らが旧崇徳小から軽トラック12台分の雪をかき集めて開催にこぎ着けた。

雪の上でさまざまな催しが行われた桧山こども冬まつり(能代市桧山で)
●大曲で歩道整備へ工事本格化 国交省能代河川国道事務所が三種町鵜川の大曲地区の国道7号で進めている歩道整備事業は、今年度2億6400万円を投じ、延長680㍍区間の側溝や情報管路の移設といった工事を実施している。平成24年度に事業化された同事業は用地買収に時間を要し、今年度ようやく本格着工にこぎ着けた。全体の進捗率は昨年度末で6割。完成年度の目標は明確にしていないものの、早期整備に努める方針。
●認定ガイド目指して最後の講習 県が実施している「あきた白神認定ガイド講習」の今年度最終講習が19日、藤里町の白神山地世界遺産センター・藤里館で行われた。営林署(現森林管理署)の職員として林業に携わっていた関係者を講師として迎え、山と人、白神山地と地域の関わりに理解を深めた。昨年5月から実施してきた全10回の講習は終了し、2月2日に試験を行う。
●能代市が観光ガイドブック刷新 能代市は観光ガイドブックを刷新した。同市の祭りやグルメ、農産物、特産品、観光スポットなどの情報を更新した。従来のガイドブックより写真の使い方を工夫したのが特徴。また情報が拡散するSNS(インターネット交流サイト)を意識し、各項目の頭に「♯(ハッシュタグ)」を付けた。「寄り道しながら出掛けよう」をコンセプトにし、同市出身のモデル、花木ひかるさんが祭りの魅力を語ったり、観光スポットを訪れたり、飲食を楽しんだりする物語仕立てにした。表紙には、たそがれ時のはまなす画廊で花木さんがたたずむ情景が印象的な写真を採用。A4判で観光協会、道の駅、空港ターミナルビルなどに配布した。
●県高校新人バスケ、能代工V 第61回県高校男女新人バスケットボール選手権大会は最終日の19日、由利本荘市の由利本荘アリーナで男女の決勝リーグ残り4試合が行われた。男子の能代工は平成を110─89で下し、由利工には119─64で圧勝、決勝リーグ3戦全勝で4年連続58回目の優勝を果たした。能代工は東北大会(31日~2月2日・青森市)に出場する。
●県アンサンブル 中学2組金賞 全日本アンサンブルコンテスト第42回県大会は18、19の両日、秋田市文化会館で開かれた。能代山本勢は中学校の部で能代東木管3重奏と、能代一木管3重奏が金賞に輝いた。コンテストは、県吹奏楽連盟などの主催。県内各地区の予選を突破した小学校26、中学校51、高校22、大学2、職場・一般2の計103団体が出場。1日目に中学校の部、2日目にその他の4部門を実施した。
●みたねトレジャーツアー始まる 三種町が地域資源アピールや交流人口拡大を図る「みたねトレジャーツアー」が19日、同町内で始まった。首都圏を中心とする県外在住の女性6人が参加し、地場産野菜を使った漬物や「いさじゃ(アミ)」を使った鍋を味わいながら住民と交流した。ツアーは、能代山本の発酵食品の魅力発信をテーマに掲げる。21日まで2泊3日の日程で、八峰町のしょっつるや能代市の檜山納豆の製造工程などにも触れる。

県外在住の女性6人が参加し、三種産ダイコンを使ったナタ漬け作りの実演を興味深そうに見学
●のしろまち灯りへ準備着々と 第21回のしろまち灯(あか)り(26日)を1週間後に控えた19日、能代市子ども館で廃食用油を使ったろうそく作りと、能代凧(だこ)の絵灯籠に色を塗る作業が行われ、市内外の親子連れなど約40人が冬の街を彩る明かり作りに一役買った。当日は、市役所さくら庭でともされる。

廃食用油を使ったろうそく作りにチャレンジ
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