11日の紙面から

●小友沼に渡り鳥2万6千羽
 国内有数の渡り鳥の飛来地として知られる能代市の小友沼に、今年も北帰行中の渡り鳥が集まっており、朝方に餌場へ向かって飛び立つ姿が見られている。10日早朝はガン類やハクチョウ類など約2万6千羽が観測された。

餌場に向かうため、一斉に飛び出すマガンの群れ(10日午前6時30分ごろ、能代市の小友沼で)

●能代市長選 現新一騎打ち濃厚
 4月10日告示、17日投開票の日程で行われる能代市長選は、告示まで1カ月を切った。現職で5選を目指す斉藤滋宣氏(69)=二ツ井町字下野=と、新人で市議の落合康友氏(34)=母体字小沢口=がともに無所属での立候補を表明しており、ほかに出馬の動きはなく一騎打ちとなる公算が大きい。

●「グリーンインフラ」推進へ
 米代川圏域流域治水協議会は10日、ウェブ方式で会合を開いた。流域には森林が広がり、魚類の生息・上など豊かな自然環境に恵まれていることから、関係機関は自然が有する多様な機能を生かす「グリーンインフラ」の取り組みを推進することを改めて確認した。

●中村さんに県スポーツ功労賞
 県スポーツ協会は9日、今年度県スポーツ賞受賞者・団体を発表した。能代山本関係では県体操協会副会長の中村栄喜さん(72)=能代市=が功労賞、水泳で全国大会2位の活躍を見せた能代二中の白鳥航生君(3年)が栄光賞に選ばれた。表彰式は、24日午後1時から秋田市のホテルメトロポリタン秋田で行われる。

●陸上競技場19日再開へ準備
 能代市風の松原陸上競技場は、19日に今季の供用開始を予定している。関係者がオープンに向けた準備を進めており、今冬に降り積もった大量の雪を片付けている。

●消しゴムはんこ品評会で入賞
 消しゴムはんこの技術力やデザイン力を競う「第8回国際イレイサースタンプ品評会」がこのほど東京都内で開かれ、能代市二ツ井町出身の宮原浩子さん(39)=福岡県小郡市=の作品「写経」が金賞(第2位入賞)と特別賞の技術賞に輝いた。はがきサイズの消しゴムに般若心経を緻密に彫り上げた作品で、来場者の投票数は34作品の中で2番目に多かった。宮原さんは「めちゃくちゃうれしい」と喜んでいる。

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国際イレイサースタンプ品評会で金賞を受けた「写経」

●能高生がフードバンク支援
 生活に困っている人に食品を届ける「フードバンク」を支援しようと、能代高の生徒有志が自発的に活動している。「貧困をなくそう」などのゴールがあるSDGs(持続可能な開発目標)を意識し、「自分たちにできることを」と行動。生徒、教職員に食品の提供を呼び掛け、浄明寺(能代市萩の台)のフードバンクに託しており、2回目の先月28日はレトルト食品など44点が集まった。生徒は協力の輪の広がりに充実感を感じ、活動を長く続けたい考え。同寺も生徒たちの頑張りに感激している。

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フードバンクを支援する能代高の生徒とバンクを運営する藤井さん

●能代管内新たに8人感染確認
 県は10日、能代保健所管内で新たに8人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。このうち5人がすでに判明している陽性者の濃厚接触者。県と秋田市の発表によると、能代を含む全県の新規感染者は204人(みなし陽性者12人を含む)で、新たなクラスター(感染者集団)は保育園2件と小学校1件で発生した。県内の感染者は累計1万1723人となった。

12日の紙面から

●東日本大震災発生から11年
 東日本大震災の発生から11日で11年が経(た)った。2万2千人を超える死者(震災関連死を含む)と行方不明者を出し、今なお能代山本を含む全国で3万8千人以上が避難生活を送っている未曽有の大災害。能代山本では地震が起きた午後2時46分に合わせて多くの住民が黙とうし、「3・11を忘れない」と胸に刻んだ。

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東日本大震災の発生から11年。多くの住民が被災地に黙とうをささげた(能代市役所で)

●日吉神社で震災復興祈願祭
 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)で11日、東日本大震災復興祈願祭が行われ、参列した市民らは被災地に思いをはせるとともに、震災の教訓や記憶を風化させず、祈り続けることを誓い合った。

●能代市議選 現新元24人名乗り
 4月10日告示、17日投開票の日程で行われる能代市議選(定数20)は11日現在、現職14人、新人8人、元職2人の計24人が立候補に向けて準備を進めている。ほかに出馬の動きはなく、24人の争いとなる公算が大きい。立候補予定者らは地縁・血縁を中心にした支持固めや、チラシ配布などで政策を訴え浸透を図ろうとしている。

●能代市の人口2月末5万216人
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた2月末の人口は5万216人で、前年同期より1017人減少した。前月より100人減り、115カ月連続で減少した。世帯数は2万4129で前年同月比93減、前月比13減だった。

●漬物製造施設整備に補助金
 県は、漬物を製造する農家が食品衛生法の改正に対応できるようにするため、新たな支援事業を4年度当初予算案に盛り込んだ。補助対象は設備の導入などで、補助率は3分の1。能代山本の産地直売所や会員からは事業化を歓迎する声が聞かれ、事業を活用しての加工所整備の動きが活発化するか注目される。一方、産直からは県に歩調を合わせた市町村の支援を期待する声も聞かれ、県農業経済課は「補助額をかさ上げできるよう、今後市町村に協調助成をお願いしていく」と話している。

●高校部活動1カ月半ぶり再開
 新型コロナウイルスの影響で自粛が続いていた県立学校の部活動が11日、条件付きで再開された。能代市内でも高校の部活動が始まり、体力などの衰えもあることからけがをしないようにペースを抑えながら練習に励む部員たちの姿が見られ、約1カ月半ぶりに部員たちの活気ある声が響いていた。

県立学校の部活動が条件付きで再開され、久しぶりに練習に励む野球部員たち(能代松陽高で)

●能代管内さらに5人陽性確認
 県は11日、能代保健所管内で新たに5人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。このうち3人はすでに判明している陽性者の濃厚接触者。県と秋田市の発表によると、能代を含む全県の新規感染者は190人(みなし陽性者11人含む)で、新たなクラスター(感染者集団)は大館管内の小学校で発生した。県内の感染者は累計1万1913人となった。

●ノシロフォトコン1次審査
 NPO法人・能代観光協会の「ノシロフォトコンテスト2021」のプリント部門1次審査は11日、能代市柳町の旧料亭金勇で始まり、訪れた市民が審査員となり、気に入った作品を選んでいる。1次審査はきょう12日まで行われる。

1次審査が行われているノシロフォトコンテストのプリント部門(旧料亭金勇で)

13日の紙面から

●小中学校卒業式シーズン
 能代山本の小中学校に旅立ちのシーズンが訪れ、三種町の6小学校(琴丘、下岩川、森岳、金岡、湖北、浜口)と藤里町の藤里小、八峰町の八峰中で12日、それぞれ卒業式が行われた。出席人数の制限など新型コロナウイルス感染対策が講じられる中、卒業生たちは在校生や教職員、保護者らに見送られ、思い出が詰まった学びやを巣立った。きょう13日は能代市と三種町、藤里町の各中学校で卒業式が行われる。

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卒業式後、笑顔で記念撮影(下岩川小で)

●八峰町長選 無風の情勢
 任期満了に伴い4月12日告示、17日投開票の日程で行われる八峰町長選と町議選は、告示まで1カ月を切った。町長選に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の森田新一郎氏(70)=峰浜水沢字三ツ森カッチキ台=のみで、独走状態が続いている。町議選(定数12)は現職12人のうち11人が出馬を明言し、新人1人が名乗りを上げた。ほかに立候補を模索する表立った動きは見られないが、直前まで動向が注目される。

●高校生対象に水素セミナー
 能代市主催の「のしろ水素セミナー」が12日、市役所で開かれ、参加した能代松陽高の生徒ら17人が専門家による講演やワークショップ(WS)を通じて、脱炭素社会の実現に向けて研究が進んでいる「水素エネルギー」の現状や展望について理解を深めた。

●水田交付金見直しに異論噴出
 三種町農業再生協議会(会長・田川町長)は11日、町農政庁舎で水田活用の直接支払交付金に関する説明会を開いた。今後5年間で1度も水張りをしない農地には同交付金を支払わないとする国の方針を、大豆の受託型生産者に説明し意見を交換。各経営体からは「農家にとって死活問題」「ブロックローテーションが難しい中山間地域は多くの農地が放棄地になるのでは」などと異論や不満が噴出した。

●洋上風力への考え問い公表へ
 能代市と八峰、三種両町の住民でつくる「能代山本洋上風力発電を考える会」(中根慶照会長)は、4月の市長選・市議選と八峰町長選・町議選、5月の三種町長選・町議選の立候補予定者全員を対象に洋上風力発電事業に関する意識調査を行う。地元への経済波及効果や自然・景観への影響、健康被害などについて立候補予定者の考えを聞き、結果を公表する。

●藤里町で3回目集団接種開始
 藤里町の3回目の新型コロナウイルスワクチンの集団接種が12日、町総合開発センターで始まった。65歳以上の一般高齢者が対象で、初日は予約した120人全員が接種した。集団接種は今後、5月28日まで毎週土曜日に計画している。

●金勇の所蔵品や魅力紹介
 能代市柳町の旧料亭金勇で、施設の所蔵品や魅力を紹介する「金勇展」が開かれており、昭和40年代に提供していた料理の献立帳やひな飾り、金勇建設当時の平面図、新聞記事などが来場者の興味を引いている。会期は4月22日まで。

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旧料亭金勇の魅力を再発見してもらう「金勇展」(能代市柳町の同施設で)

●MOA全国展で銅賞受賞
 第32回MOA美術館全国児童作品展の絵画の部で銅賞を受賞した藤里町藤里小2年の桐越百佳さんに10日、賞状が届いた。桐越さんは「ツバメの羽の形とか、巣をうまく描けたと思う。みんなに褒めてもらえたりしてうれしかった」と、改めて全国展入賞の喜びを語った。

15日の紙面から

●原発ゼロ、戦争反対訴え行進
 第19回「原発ゼロ!!能代ウオーク」は13日、能代市上町のけやき公園を発着点に行われ、参加者たちは市中心部で「脱原発」を訴えるとともに、ロシアによるウクライナ侵攻を抗議しながらデモ行進した。

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原発ゼロや戦争反対を訴えながら能代市中心部を行進(能代市上町で)

●三種町長選、現職独走続く
 任期満了に伴い、5月10日告示、15日投開票の日程で行われる三種町の町長選、町議選は告示まで2カ月を切った。町長選にこれまで立候補を表明しているのは再選を目指す現職の田川政幸氏(50)=豊岡金田字金光寺=のみ。定数1減で15議席を争う町議選には現時点で現職12人、新人7人の合わせて19人が出馬の意向を示している。

●JA白神の新本店内覧会
 JAあきた白神(佐藤謙悦組合長)の新本店の内覧会は14日、能代市一本木の現地で始まった。組合員が続々と来場し、「見違えた」「きれい」などと感想を口にしながら、地域農業を支える新拠点に理解を深めている。

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組合員の関心を集めているJA白神新本店の内覧会

●3市町の中学校で卒業式
 能代市と三種、藤里両町の10中学校で13日、卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染防止のため、各校では日程の縮小を図ったり会場の「3密」を避けたりと対策を講じた。卒業生らは在校生や教職員、保護者らから温かい祝福を受け、慣れ親しんだ学びや巣立った。

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美しい歌声を会場に響かせた卒業生(能代南中で)

●中学部活動、スポ少も活動再開
 新型コロナウイルスの影響で自粛が続いていた中学校の部活動やスポ少活動が14日、条件付きで再開された。能代山本でも各校でおよそ1カ月半ぶりに活動が始まり、部員や団員たちは自粛期間中の鬱憤(うっぷん)晴らすかのように練習に打ち込み、仲間たちと共に元気な声を響かせていた。

●科技高にトラクター寄贈
 能代市真壁地の能代科学技術高東雲農場管理棟前で14日、トラクターの納車式が行われた。トラクターは昨年12月にJA共済連秋田が寄贈したもので、今後同校では畑の耕起作業に用いるという。出席した生徒らは「新しいトラクターで運転技術を磨き、農業の勉強に一層力を入れたい」と感謝した。

●市民プラザ近隣店舗に移転へ
 能代市は、市民プラザ運営業務委託の応募プロポーザルの結果、受注予定者に同市清助町のNPO法人eナビステーションりあん(越後康一理事長)を引き続き選定した。期間は4~6年度の3年間。運営場所は、老朽化などの問題が指摘されている現在の大栄百貨店ビル(元町)ではなく、同ビルの近くの店舗を活用する。スペースや設備の関係から食事メニューの提供などは見送るが、多くの人が交流できるよう各種イベントや教室などを展開する。今月末まで現在地で運営し、引っ越し作業を経て4月下旬のオープンを予定。

●能代管内さらに12人陽性確認
 県の発表によると、13、14の2日間で、能代保健所管内では新たに12人の新型コロナウイルス感染が確認された。このうち同管内の病院で発生したクラスター(感染者集団、12日認定)関係が3人で、感染者は累計9人となった。県と秋田市が発表した能代管内を含む全県の新規感染者数は、13日181人、14日100人の合計281人(みなし陽性者10人含む)。県内の感染者は累計で1万2407人となった。

 


 

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