21日の紙面から

●ラベンダーでアロマグッズ
 八峰町地域おこし協力隊の吉田真己さんと町観光協会主催のイベント「ラベンダーでアロマグッズを作ろう」が19日、同町峰浜沼田のポンポコ山公園バンガロー村で開かれた。参加者が同公園で摘み取ったラベンダーなどのドライフラワーを使い、アロマワックスバー作りを楽しんだ。

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ラベンダーのドライフラワーなどを使い、アロマワックスバー作りに挑戦(八峰町のポンポコ山公園バンガロー村で)

●基準地価、能代の工業地上昇
 県は、4年地価調査(7月1日時点)の結果を公表した。能代山本は前年から継続の基準地31地点のうち、能代工業団地がある工業地1地点が唯一、前年より2・5%上昇。製材最大手「中国木材」(広島県呉市)の進出により団地の区画が埋まったことなどが影響した。能代市で郊外型商業施設に近い住宅地2地点が前年から横ばいだったのを除き、能代山本の28地点は下落した。

●八峰町、LINEで情報発信
 八峰町は、幅広い世代に町内の情報を発信しようと無料通信アプリ「LINE」の公式アカウントを開設した。災害をはじめとした防災情報や町内のイベント情報などを発信している。町は「友だち登録」を呼び掛けている。

●オミクロン対応ワクチン接種へ
 新型コロナウイルスワクチンは、起源株と変異株・オミクロン株の「BA1」系統に対応した2価ワクチンへと切り替わる。能代山本では10月3日から、まず医療機関による個別接種で使用を始めることが決まり、4回目接種か3回目接種の接種券が手元にある人を対象に予約を受け付けている。国は「年内に全接種対象者が接種可能となる体制」を整備するよう求めており、能代市は約3万5千人がオミクロン株対応ワクチンの接種対象になると見込み、予約の入り状況を注視しながら集団接種の開設や接種券の発送方法を検討している。

●100歳長寿者に銀杯を贈呈
 「老人の日」(15日)の記念行事として、今年度内に満100歳を迎える長寿者へ内閣総理大臣のお祝い状と銀杯の贈呈が行われており、能代山本では県山本福祉事務所が20日から対象者の自宅などを訪問して伝達、長寿を祝福している。同事務所によると、能代山本の対象者(15日現在)は44人(男性3人、女性41人)。市町別では、能代市が31人(男性3人、女性28人)、藤里町1人、三種町4人、八峰町8人で、3町は全員女性。10月4日までに伝達する予定。

●長年の防犯活動たたえ表彰
 長年にわたって地域の防犯活動に尽力したとして、三種町防犯協会の北林久夫会長(67)=同町森岳=が「東北防犯功労者」、能代市防犯協会南能代支部(藤田正幸支部長)は「東北優良防犯団体」の表彰を受けた。能代署で表彰状伝達式が行われ、菊池茂署長から表彰状を伝達された。

●24日からMOA美術館作品展
 MOA美術館能代・山本児童作品展は、24日から2日間、能代市文化会館中ホールで開かれる。絵画87点、書写92点の小学生の力作が展示される。最高賞の同美術館奨励賞には、絵画は工藤琉生空(るうく)君(向能代4年)の「つかまえた!」、書写は堀蒼空(そら)君(第四6年)の「旅立ちの朝」が選ばれた。

●能代管内の新規感染者5人
 県は20日、能代保健所管内で新たに5人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県と秋田市によると、能代管内を含む全県の新規感染者は217人で、14人はみなし陽性者。重症者はいない。新規クラスター(感染者集団)は1件公表された。県は8月31日と9月3日に感染を発表した大仙管内の3人、秋田市は8月20日発表分から1人を取り下げ、県内の感染者の累計は9万5377人となった。

 

22日の紙面から

●秋の交通安全運動スタート
 秋の全国交通安全運動初日の21日、能代署駐車場で出発式が行われた。同署や関係機関・団体から約60人が参加し、交通事故撲滅に向け決意を新たにした。式後は新型コロナウイルスの影響で中止していたパレードを3年ぶりに市中心市街地で実施し、住民に交通安全意識高揚を訴えた。30日までの期間中、能代山本各地で啓発活動や交通安全教室が開かれる。

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3年ぶりのパレードで、地域住民らに交通安全を訴えた(能代市上町で)

●洋上風車の観光資源化探る
 能代市の観光関係者や市は21日、能代港湾区域の洋上風力発電を観光に結び付けようと、海上に立ち並ぶ20基の風車を見学した。船でそばまで近づき、世界自然遺産白神山地を背景に船上から見える巨大な風車群を間近に確かめ、観光化の可能性を探った。

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海上から見える洋上風車群(能代港湾区域で)

●若手社員スキル向上へ研修
 県山本地域振興局主催の「若手社員スキルアップ研修会」はこのほど、能代市柳町のプラザ都で開かれ、地元企業15社で働く新入・入社10年以内の若手社員27人が、仕事をしていく上で大切なコミュニケーションの取り方などを学んだ。

●能代市の人口4万9750人
 能代市が住民基本台帳に基づきまとめた8月末の人口は4万9750人で、前年同月比で901人減少した。前月比では60人減り、121カ月連続で減少。世帯数は2万4219で前年同月比5増、前月に比べると13減。

●昨年の観光客46・8%増
 県がまとめた令和3年の県観光統計によると、昨年1年間(1~12月)の能代山本への観光入り込み客数(推計値)は約189万9千人で、前年より46・8%増加した。能代市で9年ぶりに開催された県種苗交換会が人数を押し上げた。一方、県全体の観光客数は前年からほぼ横ばいの約1873万7千人で、約3527万人だった2年前(平成31年・令和元年)の53・1%にとどまるなど、2年続けて新型コロナウイルスの影響を大きく受ける結果となった。

●能代管内新規に19人感染
 県は21日、能代保健所管内で新たに19人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県と秋田市によると、能代を含む全県の新規感染者は976人で、重症者はいない。県内の感染者は累計で9万6353人となった。

●山本地域SCに文科大臣表彰
 三種町の山本地域スポーツクラブ(山本地域SC、赤川秀悦会長)が文部科学大臣表彰の生涯スポーツ優良団体に選ばれた。定期サークルのほか、地域住民に多様なスポーツ機会を提供し、地域コミュニティーの形成に励んでいることが評価された。

●理容衛生組合がタオル寄贈
 県理容生活衛生同業組合山本支部(小林一之支部長)は12日、能代市緑町の養護老人ホーム松籟荘にタオル約300枚を寄贈した。全国理容生活衛生同業組合連合会が9月の第2月曜日に制定する「理容ボランティアの日」に合わせた地域貢献活動の一環。

23日の紙面から

●能代支援学校で全校稲刈り
 能代支援学校(佐藤玉緒校長、児童生徒96人)の全校稲刈りが22日、能代市真壁地の学校田で行われ、生徒らは鎌を使って手際良く刈り取り、実りの秋を実感した。収穫したコメは給食で提供される予定という。

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爽やかな秋空の下、稲刈りに励む生徒ら

(能代市真壁地で)

●経済・雇用状況不満度高く
 能代市は、今年度の市民意識調査の結果をまとめた。各調査項目のうち、肯定的意見が多かった項目は12項目だったが、否定的意見は13項目で、「市内の経済や雇用状況」に関する項目で最も〝不満度〟が高かった。前年度に比べると、地域の除排雪の協力体制や、子どもの生み育てやすさは肯定的意見が大きく減少。また、行政サービスのデジタル化に関する質問を新たに設けたところ、オンライン申請の充実や公共施設での無料公衆無線LANの利用を望む声が多かった。

●26日から「全数把握」見直し
 新型コロナウイルス感染者の「全数把握」見直しが26日から全国一斉に実施され、医療機関が保健所へ発生届を提出する対象が重症化リスクのある人などに限定される。県は、新型コロナに関する電話相談を一括して受ける「総合案内窓口」の設置などにより、届け出対象外となる軽症者らの自宅療養を支援する方針。

●秋銘展開幕、製品3千点並ぶ
 県銘木センター(瀬川貴志理事長)の第54回県銘木展示大会(秋銘展)が22日、能代市河戸川の同センターで開幕した。製材、製品両部門に出品された約3千点の審査が行われ、最高賞の林野庁長官賞に下原建設(新潟市)の「神代欅(けやき)厚板」が選ばれた。製品の販売は23、24日、原木の競りは23日に行われる。

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銘木製材業者らが出展した製品約3千点が並ぶ「秋銘展」が開幕

●んめものまつり3年ぶり開催
 八峰町のグルメイベント「はっぽう〝んめものまつり〟」(10月15、16、22、23日・同町峰浜沼田のポンポコ山公園)の内容が決まった。3年ぶりに開かれるまつりは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4日にわたる〝分散開催〟。キッチンカーや屋台がずらりと並び、食欲の秋を満喫できる。ステージイベントも展開し、最終日は秋田弁たっぷりの漫才で知られるお笑いコンビ「ねじ」が出演する。

●国体能代市選手団の壮行会
 栃木県で開催される第77回国体(10月1~11日)と、第22回全国障害者スポーツ大会(同29~31日)に出場する能代市関係勢の壮行会が22日、市総合体育館で開かれ、選手や監督、コーチらが活躍を誓った。

●渟南小児童がナシ収穫体験
 能代市渟南小(嶋田正明校長)の5年生が21日、同市出戸本町のナシ園で収穫作業を体験した。6月に袋掛けされたナシは丸々と大きく育っており、児童らは「すごく大きい」「おいしそう」などと笑顔で収穫していた。

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丁寧にナシを収穫する児童たち

(能代市出戸本町で)

●能代管内新たに11人感染確認
 県は22日、能代保健所管内で新たに11人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県と秋田市によると、能代管内を含む全県の新規感染者は784人(県外在住者3人を含む)で、41人はみなし陽性者。重症者はいないが、死亡1人。新規クラスター(感染者集団)は9件を公表した。県は8月26、30日に感染を発表した大仙管内の計3人を取り下げ、県内の感染者は累計9万7134人。

24日の紙面から

●彼岸の中日、各地で墓参り
 秋彼岸の中日で「秋分の日」の23日、能代山本の寺院や墓地では先祖や亡くなった家族の霊を供養しようと、墓参りに訪れる人の姿が見られた。

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墓前で静かに手を合わせる参拝者(能代市萩の台で)

●秋銘展、秋田杉原木は完売
 県銘木センター(瀬川貴志理事長)の第54回県銘木展示大会(秋銘展)は2日目の23日、能代市河戸川の同センターで原木と製品の競りが行われた。原木市は樹齢100年以上の高齢な秋田杉58立方㍍が完売した。製品は良材に引き合いが集中したが、全体では振るわず弱含みで推移した。最終日24日も製品の競り売りが行われる。

●県高校野球、松陽決勝進出
 第74回秋季東北地区高校野球県大会は8日目の23日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝が行われた。能代松陽は明桜と対戦、6回に逆転して2─1で競り勝ち、決勝に駒を進めるとともに2年連続11回目の東北大会(10月10~16日・山形県)出場を決めた。決勝は25日午後1時から同スタジアムで行われ、連覇を懸けて由利と対戦する。

 ▽準決勝(こまちスタジアム)
明  桜001000000 1
能代松陽00000200X 2

●小掛地区の「鍾馗様」衣替え
 能代市二ツ井町の小掛地区でこのほど、古くから厄よけの神として信仰されている人形道祖神「鍾馗(しょうき)様」のお祭りが行われた。住民たちが早朝に裏山から取ってきた杉の葉で男女の鍾馗様を衣替えし、集落の祠(ほこら)に安置して無病息災や家内安全を祈願した。

●オミクロン対応ワクチン届く
 新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株の「BA1」系統にも対応するワクチンの配送が行われており、23日は能代市にファイザー製5箱(ワクチン1本当たり接種回数6回分として5850回)が到着した。10月2日までに能代山本4市町にファイザー製、モデルナ製とも届くことになっており、10月3日から使用するワクチンを切り替え、当面は医療機関による個別接種、各市町の集団接種ともファイザー製を接種する。

●親子でジオパークを探検
 八峰町八森小(八代英樹校長、児童79人)で11日、全校児童と保護者が町内の八峰白神ジオパークを巡る「親子でジオ探検」が行われ、古里の豊かな自然や特徴的な地形と成り立ちについて理解を深めた。

p11p01八森小親子ジオ探検

特徴的な地形の成り立ちについて学ぶ児童たち(八峰町八森で)

●丹精込めて育てた盆栽披露
 能代盆栽会(鈴木敏朗会長)の名月盆栽会は23日、能代市大森山の東北電力能代エナジアムパークで始まった。会員が丹精込めて育てた青々としたマツや赤く色づいた実を付けたアメリカンカイドウなどが並び、訪れた人たちの関心を集めている。25日まで。

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見応えのある盆栽がずらりと展示

(能代エナジアムパークで)

●能代管内新たに9人感染確認
 県は23日、能代保健所管内で新たに9人(滞在中の県外在住者1人を含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県と秋田市によると、能代管内を含む全県の新規感染者は526人(同5人)で、27人はみなし陽性者。重症者が1人いる。新規クラスター(感染者集団)は2件を公表した。県内の感染者は累計9万7660人となった。

25日の紙面から

●バレエ・ダンスフェス魅了
 一般社団法人・全日本児童舞踊協会県支部(棚橋鮎子支部長)主催の「バレエ・ダンスフェスティバルインノシロ」が24日、能代市文化会館大ホールで開かれた。同市西通町のたなはしあゆこバレエスクールをはじめ県内外の8団体が出演、バレエやフラメンコなどさまざまなジャンルの踊りを披露し、華やかな舞台で来場者を楽しませた。

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多彩な踊りが繰り広げられたバレエ・ダンスフェスティバル

●秋銘展閉幕、販売額が低迷
 県銘木センター(瀬川貴志理事長)の三大特市の一つ第54回県銘木展示大会(秋銘展)は最終日の24日、能代市河戸川の同センターで製品の競りを行った。前日を含む2日間の販売額(原木含む)は約2千万円で、前年を1800万円下回った。材料となる原木が不足し、製品の量、質ともに低下したことが響いた。

●町外の学生に特産品を発送
 三種町は今年度、進学で町外に暮らしている学生に特産品を発送する「三種ふるさと便」事業を行っている。特産品は複数から選ぶことができる。町は学生との関係を築き、生まれ育った地元に愛着を抱いてもらい、卒業後のふるさと回帰、若者の定住に結び付けていきたい考えだ。学生には三種ふるさと便の申込時にメールアドレスを登録してもらっており、町は今後、地域情報などを送る計画。

●高校野球、松陽きょう決勝
 第74回秋季東北地区高校野球県大会は、きょう25日午後1時から秋田市のこまちスタジアムで能代松陽─由利の決勝が行われる。準決勝で勝利し2年連続11回目の東北大会出場を決めた能代松陽は、連覇を懸けて頂上決戦に挑む。

●MOA美術館作品展が始まる
 MOA美術館能代・山本児童作品展は24日、能代市文化会館中ホールで始まり、児童の感性が光る絵画や力強い筆致の書写計179点が並び、訪れる人たちの関心を集めている。25日まで。時間は午前10時~午後3時。入場無料。

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児童の力作がずらりと並ぶMOA美術館能代・山本児童作品展(能代市文化会館中ホールで)

●親亡き後支援テーマに講演
 「親亡き後の生活支援と生涯学習支援」をテーマに能代市中央公民館の公開講演会はこのほど、市文化会館大ホールで開かれた。新潟県立大人間生活学部子ども学科の西村愛准教授(障害者福祉論)が登壇し、知的障害のある人が自分らしく地域で生きるための支援の在り方を紹介した。

●大型店で不審者対処法確認
 能代署のテロ対処訓練は16日、能代市鰄渕のイオンタウン能代で行われた。緊迫した空気が漂う中、同店関係者が不審者対応を改めて確認した。元年5月に設立し、企業や大型店、同署、市町など35機関・団体で構成する能代山本テロ対策推進パートナーシップの活動の一環。同店の関係者約10人と署員約10人が参加した。

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テロへの対処能力の向上を図った訓練

●能代管内コロナ感染者7人
 県は24日、能代保健所管内で新たに7人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県と秋田市によると、能代管内を含む全県の新規感染者は195人(県外在住者2人を含む)で、1日当たりの発表人数が200人を下回るのは7月11日(106人)以来。6人はみなし陽性者。重症者はいない。新規クラスター(感染者集団)は1件公表した。県内の感染者は累計9万7855人となった。


 

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