
工作通じ木の魅力体感 二ツ井・富根地区協議会秋季里山イベント
能代市二ツ井地域の富根地区協議会(池端勝尚会長)の秋季里山イベントはこのほど、同市二ツ井町飛根のブナの森ふれあい伝承館で開かれ、参加者が木工を通じて木の魅力に触れた。同協議会は、山や森などに親しむ機会を地域住民らに提供することを目的に、県の補助金を活用した「里山事業」を展開。これまではキノコの植菌作業を行ってきたが、新型コロナウイルス禍やクマの目撃と人身被害の増加の影響で2年度から中止が続いていた。今年度は県から助言を受け、木工教室を計画し、地域内外の親子連れや高齢者25人が参加した。池端会長は「久しぶりの開催となったが、申し込みが早い段階で定員に達してうれしい限り。今後も木工教室を続けるだけでなく、来年度からはキノコの植菌体験も再開したい」と話していた。
