「豊作の秋」を思い描き 八峰町の果樹園で剪定作業盛ん

 ナシやブドウの産地で知られる八峰町峰浜地域の果樹園で、剪定(せんてい)作業が行われている。剪定は良好な結実を確保するために欠かせず、農家は寒さに耐えながら、出来秋に願いを込めて枝を切り落としている。峰浜果樹組合の組合長を務め、同町峰浜水沢の笠原果樹園約1㌶でブドウやナシを栽培している笠原達幸さん(61)は、昨年11月中旬のブドウを皮切りに作業を行っている。今年も「天気に恵まれ、秋にはおいしいナシをたくさん消費者に届けられるように頑張りたい」と話し、寒空の下、黙々と作業に励んでいる。作業は3月まで行われる。

出来秋に願いを込めてナシの木の剪定作業に取り組む農家(八峰町峰浜水沢で)
出来秋に願いを込めてナシの木の剪定作業に取り組む農家(八峰町峰浜水沢で)

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