
中国木材能代工場、集成材のJAS認定取得 シールに「秋田杉」のロゴ
能代市扇田の中国木材能代工場は、木造住宅の柱などに使われる集成材のJAS(日本農林規格)認定を取得し、生産・出荷をスタートさせた。集成材は能代工場で生産するメイン製品となり、昨年1月の能代工場稼働から1年かけてフル生産態勢を整えた。JASシールには「秋田杉」のロゴを入れて、米代川流域で生まれた〝ブランド杉〟であることを全国にアピールする。同工場の集成材ラインは昨年7月に完成し、秋ごろに集成材の生産を開始する予定だったが、検査の日程がずれ込むなどし遅れていた。昨年12月27日、集成材が製品の強度や品質、安定供給の指針となるJAS認定を取得。今年1月6日に生産を開始し、20日から東北や関東へ出荷している。
