
「白神ねぎ」の高品質出荷へ実績検討会 JAあきた白神
JAあきた白神(工藤巌組合長)は先月28日、能代市柳町のプラザ都で「白神ねぎ実績検討会」を開き、販売額が初めて20億円の大台に乗った今年度の栽培・出荷状況を振り返った。品質が高い「A品率」は76・0%で前年度より9・0㌽上昇したものの、80%以上だった10年前より低い傾向が続いている。市場の信頼を維持するため高品質出荷が欠かせないとし、栽培管理や出荷前の調整作業に一層力を入れることを確認した。実績検討会には、生産者とJA担当者、市場関係者ら合わせて100人余りが参加。同JAねぎ部会の大塚和浩部会長は「力を合わせ、20億円達成におごることなく日本一のトップブランドを目指そう」と呼び掛けた。
