
人口展望に厳しい指摘 能代市の創生総合戦略素案 市議会全員協議会
能代市議会全員協議会は3日、議場で開かれ、市が第3期のしろ創生総合戦略(7~10年度)の素案を説明した。人口の将来展望で、37年以降に合計特殊出生率2・07を達成するとしたことに、議員から「机上の空論では」との指摘があり、市当局は「難しさはあるが、達成を目指す。危機意識を持って取り組む」と説明。ふるさと納税寄付額を現状の2倍とする目標には「よほどの真剣さ、戦略が必要」と注文が付いた。さらに、若者の流出抑制のため、大学など高等教育機関の誘致について計画に盛り込むべきとの指摘もあった。
