能代市の港町排水区、下水道管更新まだ4割 多額の費用要す

 能代市は、下水道の港町排水区で、整備から50年以上が経過した管の更新・改修を進めている。調査で対策が必要とされた管の延長は約14㌔だが、今年度末時点で4割の約5・7㌔で実施済みとなる見込み。今年度は能代公園東側の「五智の坂」付近で今春に着工する。平成23年度から計画的に取り組んでいるものの、対応に多額の費用を要する中で、6割が未実施となっている。同市では、下水道管に起因するとみられる道路陥没が年に6、7件ほど確認されているといい、市は「埼玉県八潮市での事故を受けてパトロールを強化している。異常があった際は即対応できるよう努める」としている。

今春は「五智の坂」付近で、老朽した下水道管の対策を講じる
今春は「五智の坂」付近で、老朽した下水道管の対策を講じる

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