能代市のがん検診受診率、目標の60%遠く 5年度の大腸がんは10%止まり

 能代市は、5年度の各がん検診の受診率(暫定値)をまとめた。肺がん、大腸がん、胃がん、子宮頸(けい)がん、乳がんの5種類の検診のすべてで4年度を下回り、最も低かったのは大腸がんの10・0%だった。最高は乳がんの29・5%。これまで県内13市では上位に位置してきたが、60%という目標は遠い。市は毎年検診を受けるという習慣が、新型コロナウイルス禍で途絶えた可能性があるとみる。検診の受診を引き続き呼び掛けるとともに、企業側の受診意識向上にも取り組みたい考え。

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