小学校生活へ思いはせ 能代市のさかき幼稚園、年長児に就学前指導

 能代市田子向のさかき幼稚園(武田正広園長)で、4月から小学生になる年長児を対象にした就学前指導が行われた。園児たちは鉛筆の持ち方や平仮名の書き方を教わりながら自分の名前を書くことに挑戦し、春からの新生活に期待を膨らませた。同園では、小学校入学を控えた年長児が学習面で早く学校になじめるようにと、平成17年度から元小学校長を講師に招き、平仮名の練習や読み聞かせなどを行う就学前指導を実施。令和4年度からは元渟南小校長の佐藤智子さん(70)=同市中和1丁目=が指導している。今年度は年長児35人が、今月5、12、13日の3日間の日程で、45分間の〝授業〟を体験。園児たちは小学校の学習の土台となる「よく見ること」「よく聞くこと」の二つのポイントを意識して臨んだ。

鉛筆の持ち方や平仮名の書き順を教わり、自分の名前を書くことに挑戦(さかき幼稚園で)
鉛筆の持ち方や平仮名の書き順を教わり、自分の名前を書くことに挑戦(さかき幼稚園で)

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