
幅広い視点から木材の可能性解説 木高研講演会
県立大木材高度加工研究所の講演会が20日、能代市海詠坂の木高研研修室で開かれ、木高研の教授、准教授と森林総合研究所の主任研究員ら3氏が木材の利活用と木造建築の可能性、研究・技術、産学官連携の観点から幅広い視点で解説した。市、県木材加工推進機構と共催。木質資源の利活用に関する最新情報を提供するとともに木材関連企業と木高研の連携を深め、共同研究、技術移転、新製品開発を促進するのが目的。県内の木材、林業、行政関係者ら約50人が参加した。木高研の高田克彦所長(教授)、岡崎泰男准教授、森林総合研究所の陣川雅樹主任研究員が講演し、このうち高田所長は、県立大が令和6年度に開始した「共創の場形成支援プログラム(COI─NEXT、本格型)」について講演した。
