
春からのドライブ楽しみに 進学や就職控える高校生の自動車教習ピーク
能代市内の自動車教習所では、今春に進学や就職を控えた高校3年生の教習がピークを迎えている。各教習所では制服や体育着姿の生徒たちが学科の勉強に励んだり、路上では緊張した面持ちでハンドルを握ったりしている。同市中川原の能代自動車学校では、昨年10月末から進学や就職が決まった高校生が入校し、通っている。技能教習は予約がいっぱいの状態が続いており、キャンセル待ちを希望する生徒もいるという。1月から通い始め、3月中の卒業を目指す石川伶君(能代松陽高)は「友達と一緒に勉強し、仮免を取得できたが、技能ではS字やクランクが難しい。免許を取ったら、道路標識や子どもの飛び出しに注意し、安全運転でドライブを楽しみたい」と話した。
