
技術者としての将来にイメージ膨らませ 秋田高専生、能代の風力発電見学
秋田高専の学生たちが25日、能代市内の風力発電所を見学し、技術者から直接話を聞いた。地元企業が主体となって風力発電事業を進めていることや農業との連携、地域に根差した取り組みといった現状に理解を深め、再生可能エネルギー分野でのキャリア形成に向けイメージを膨らませた。同校の教育プログラム「洋上風力発電や次世代エネルギーの人材育成」の一環。風力発電の技術や発電の仕組みを学び、環境負荷の低減に寄与する再エネの重要性を考えるきっかけを提供し、技術を担う動機付けを図るのが目的。風力発電事業を手掛ける大森建設が協力し、1~3年生と教員ら16人が参加した。同市河戸川の風の松原自然エネルギーの事務所では、平成28年から運転している風の松原風力発電所(風車17基、3万9100㌗)について説明を受けた。
