
ヤリイカ、時間帯が勝負
釣行はマナーとルール押さえ
あすから3月。「どか雪」もあった冬は終わり、季節は春へ。道具をしまっていた人も、そろそろ準備開始です。
ヤリイカ
男鹿半島一帯の各漁港では胴長10~25㌢クラスが1人0~2杯。エギングで、エギまたは巻きエギを使用し、はササミ。時間帯は日没後1時間、日の出前後の1時間が釣れやすい。
メバル
男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~18㌢クラスが1人0~3匹。クロソイも交じる。ジグヘッドリグを使用し、ワームはピンテール系。時間帯は夜が良い。
クロダイ
男鹿半島一帯の各沖磯、各地磯ではウキフカセ釣りで35~45㌢クラスが1人0~1匹。マゾイ、メバルが交じる。はオキアミ。タナは底ベタが基本。
今回もオフシーズンということで、釣りの予備知識として「マナーとルール」を解説する。
1.ごみは必ず持ち帰る
釣り場にごみを残すと景観を損ねるだけでなく、環境破壊にもつながる。釣り糸や針は鳥や魚に絡まる危険があるため、専用のケースなどで適切に処理する。
2.迷惑駐車をしない
釣り場の近くには駐車スペースが限られていることが多いため、他の利用者の迷惑にならないように注意。私有地や禁止区域には絶対に駐車せず、指定の駐車場を利用する。
3.釣り場では静かに行動する
大声で騒ぐと、周囲の釣り人に迷惑がかかる。特に夜釣りでは、周囲の住宅や他の釣り人への配慮を忘れずに。
4.ルールと規則を守る
河川では遊漁券の購入、禁漁期などの規則がある。例を挙げると米代川では3月31日までサクラマスが禁漁期となっているので、遊漁券を購入し4月1日から釣りを楽しみたい。海でも、コマセ釣りは男鹿半島で禁止期間がある。クロマグロは30㌔未満が採捕禁止で、月ごとに釣獲量の設定、報告義務などもある。知らずに釣りをして違反とならないよう、秋田県の漁業調整規則、水産庁の遊漁の部屋などをこのオフ期に調べておきたい。
情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590