サキホコレ生産団体設立へ JAやまもと、推奨地域の農家対象に説明会

 JA秋田やまもと(本店・三種町)は28日、同町鵜川の総合営農生活センターで県ブランド米「サキホコレ」に関する説明会を開いた。県は、能代山本の一部を作付けできる推奨地域に追加。同JAは8年産からの栽培を目指して生産団体を設立する方針で、説明会で条件などを周知した。サキホコレは4年に本格市場デビュー。本県の主力品種あきたこまちより成熟期間を長く要することなどから、気温など一定の気象条件が必要として、県北などを除く15市町村に作付け推奨地域を設定していた。これまで栽培できなかった能代山本では今年1月、栽培試験で品質・出荷基準を満たした能代市と三種町の4集落群が推奨地域に追加された。同町の集落群は「鹿渡1」(旧琴丘町の鹿渡地区)と「鹿渡2」(旧八竜町と旧山本町の一部地域を含む)の二つ。

三種町の作付け推奨地域の農家が参加した説明会
三種町の作付け推奨地域の農家が参加した説明会

関連記事一覧

error: Content is protected !!