
歌や折り紙で楽しいひととき 三種町・湖北邸で「ひな祭り」
明治期に鵜川村(現三種町)で教育活動などに尽力した児玉高致(1847~1899年)の旧邸宅「湖北邸」で2日、ひな祭りが行われた。参加者たちがひな人形が飾られた旧邸宅で歌を歌ったり、折り紙でひな飾りを作ったりし、楽しいひとときを過ごした。三種町鵜川字東鵜川に建つ湖北邸は築170年を超え、町民有志でつくる「湖北会」(岩谷作一会長)が地域の交流拠点として活用するため、さまざまな催しを企画。ひな祭りは、新型コロナウイルス感染症の影響で湖北邸で思うように活動できなかった中、活動再開と位置付けて一昨年から実施している。ひな飾りは3月末まで展示予定で、時間は午前9時~午後5時。見学は事前申し込み制で、希望者は同会副会長の関登美子さん(☎080・5223・1035)へ。
