
かれんなマンサクの花、早春を告げる 八峰町八森の里山
ほかの花に先駆けて「まず咲く」ことが名前の由来とされるマンサクの花が見頃に近付き、八峰町八森の御所の台地内では2日、自然観察会が開かれたり、愛好者たちが里山へ登り、残雪に映える黄色や赤色のかれんな花をめで、早春の自然を堪能した。能代山本の自然観察指導員でつくる「自然観察指導員ルーペの会」(山崎典康会長)主催の自然観察会「アカバナマンサクを見よう」には一般住民と会員合わせて16人が参加。ハタハタ館東側の里山に登った。同会によると、この里山には、まだ名前が分からない1種類を含め5種類のマンサクがあるという。黄色や赤色の鮮やかな色を放つマンサクとの出合いに、参加者も喜んでいた。マンサクの花の見頃は今月中旬と見込むが、同下旬までは楽しめそうという。
