
事業見直しの洋上風力、田川町長「動向を注視」 三種町3月議会開会
三種町の3月定例議会が3日開会した。田川町長は行政報告で、三菱商事(東京都)が能代市・三種町・男鹿市沖などで計画する洋上風力発電事業の見直しを表明したことを巡り、「2月5日、三菱商事洋上風力を代表企業とするコンソーシアムから公募参画当初の想定を上回る事業環境の変化に伴い、事業性の再評価を行っている旨の報告を受けた」と述べた。その上で「再評価結果の時期については明確にされていないが、本町では洋上風力発電事業に関する地元企業の参画や地域共生への影響が考えられることから、町からも事業の早期実現を強く要望しており、今後の動向を注視したい」と語った。3月議会の会期は14日までの12日間。初日は議案29件を上程し、このうち7年度一般・各特別会計当初予算案8件を予算特別委員会に付託して散会した。