ＪＡ白神、７年度は販売高84億５９１０万円達成目標 生産者大会で宣言採択

　ＪＡあきた白神（工藤巌組合長）の農畜産物生産者大会は４日、能代市柳町のプラザ都で開かれ、優良生産者７団体・個人を表彰したほか、園芸品目の導入による複合化、高品質な農畜産物の出荷、農業所得の増大、来年度の農畜産物販売高84億５９１０万円達成といった５項目を盛り込んだ大会宣言を採択した。生産者やＪＡ役職員、行政、市場関係者など約１６０人が出席。工藤組合長は管内では多くの品目で計画を上回る実績を達成したが、物価高騰や生産資材の高止まりが営農や生活に影響を及ぼしている現状を報告。一方、白神ねぎは販売額20億円を達成し３年目になる海外輸出も順調に拡大しているとし、「引き続き白神農畜産物をアピールしながら地域農業の発展と後継者が安心して就農できる所得の確保と向上に全力で取り組む」と誓った。