4期16年「県民のおかげ」 佐竹知事、任期最後の県議会閉会であいさつ

 4月の任期満了で退任する佐竹知事は6日、2月議会本会議の閉会に当たりあいさつし、4期16年間を総括。「これまで至らぬ言動があり、大変ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、最後の本会議であいさつできるのも県議の皆さんや県民の皆さんのご理解、ご協力があったおかげ」と感謝を示した。知事は、リーマンショックによる景気の低迷や東日本大震災、コロナ禍など環境の変化に対応しながら進めてきた県政を振り返りながら「私なりに充実した日々を過ごさせていただいた」と回顧。「人口減少問題など、思いのままにならない課題もあったが、本県の地域資源を生かした再生可能エネルギーの導入拡大や時代に即した農林漁業振興、中小企業振興や企業誘致などによる産業構造と雇用環境の変革に一定の道筋を付けることができたものと考えている」と述べた。

任期最後の県議会本会議であいさつに立つ佐竹知事
任期最後の県議会本会議であいさつに立つ佐竹知事

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