
樹形や景観に配慮して 能代市内で街路樹の剪定作業進む
能代市内の市道沿いで、街路樹の剪定(せんてい)が行われている。能代造園技術研究会(伊藤正人会長)が、自然な樹形や景観に配慮しながら作業を進めており、今月中旬まで続く。同研究会は、市内六つの造園業者で組織。市から受注する街路樹の剪定対象は約2千本あり、1本につき3~4年のサイクルで剪定している。今年度の対象はイチョウやヤナギ、プラタナス、トウカエデ、クロマツなど510本。冬期の作業は2月初めに着手。今月6日は、富町や出戸本町などで行った。トウカエデの剪定に当たっていた作業員は、高所での安全面に気を付けながら剪定すべき枝を慎重に選んで切り落としていた。同研究会によると、自然な樹形となるよう小枝をなるべく残す手法を採用。小枝に養分が均等に行き渡る環境を維持できるよう気を付けているという。
