「共助」の大切さ、改めて考える 能代市自治会連合協議会研修会

 地域住民による「自主防災組織」の必要性を考える研修会が11日、能代市柳町の旧料亭金勇で開かれた。市自治会連合協議会・防災部会の主催。県防災アドバイザーで、防災士の渡部健悦さん(湯沢市)が「自然災害を踏まえた自主防災組織の必要性」と題して講演。大規模災害の発生時は「『公助』に限界がある」と指摘した上で、「地域ごとに必要な取り組みを決め、見直しをしながら地道に重ねていくことが大切」と呼び掛けた。東日本大震災から14年を迎えたこの日、市内の自治会関係者ら約80人が参加し、身近な人同士の支え合いによる「共助」の大切さを改めて考えた。

能代市内の自治会関係者ら約80人が参加した研修会(旧料亭金勇で)
能代市内の自治会関係者ら約80人が参加した研修会(旧料亭金勇で)

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