ハタハタ館の経営改善へ堀内町長「粘り強く」 八峰町3月議会一般質問

 八峰町の3月定例議会は17日、本会議を再開し、6氏が一般質問を行った後、陳情7件のうち3件を採択し散会した。一般質問で赤字経営が続くハタハタ館の今後の在り方を問われた第三セクター・ハタハタの里観光事業の代表取締役も務める堀内町長は「赤字体質からの脱却は容易ではないが粘り強く経営改善に取り組む。しかし、今後の収支状況によって新たな指定管理者の公募なども検討する必要がある」と答弁した。町商工観光課によると、ハタハタ館は令和3年度、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営状況が著しく悪化し、赤字額は1456万円に上った。当局は4年度、指定管理料を1500万円から3500万円に増額したが、5年度には1千万円の赤字を計上し、今年度は約1600万円の赤字になる見通し。7年度は入浴料の値上げに踏み切る。

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