
能代山本の昨年の火災18件 前年を11件下回る 死者は同数の4人
能代山本広域市町村圏組合消防本部は、昨年1年間の火災統計をまとめた。管内4市町の発生件数は前年から11件少ない18件で、4人が死亡、5人が負傷した。火災による死者は前年同数の4人。負傷者数は5人で、前年から3人減った。火災を出火原因別で見ると、「たき火」の6件が最多で、「放火」と「煙突・煙道」各2件、「ストーブ」「灯火」「電灯・電話等の配線」「たばこ」「配線器具」「マッチ・ライター」各1件が続いた。不明は2件だった。3、4月には枯れ草焼きやごみ焼きが原因の火災や炎上事故が相次いで発生しており、同消防本部は「これからの季節は空気が乾燥し、火災の危険性が高まる」として注意を呼び掛けている。
