
能代山本地方の米作りスタート 「浸種」で種もみの発芽促す
能代山本地方で、今年の米作りが動き出している。JAあきた白神の施設では、種もみを水に浸して発芽を促す浸種が行われている。同JAによると、作業は順調に進んでおり、農繁期が近づいていることを感じさせている。浸種は米作りの皮切りと言える作業で、水に浸して消毒するとともに発芽を促す。能代市荷八田のJAあきた白神能代営農センターでは、先月22日に着手した。農家の注文に合わせ、育苗箱で約2万枚に相当する約3㌧の種もみを今月中ごろまでかけて4回に分けて行う。水温が12、13度に保たれた水槽の中に、種もみの入ったネット(5㌔入り)を約150個入れて10日間ほど浸す。途中で2、3回ほど水を入れ替え、水温に注意しながら作業を進める。
