
能代署、聴覚障害者に配慮したパトカーを配備
聴覚障害を持つ人がパトカーのパトロール時と緊急走行時の違いを判別できるようにと、県警は2種類の発光パターンを持つ新型警光灯(赤色灯)を搭載したパトカーの導入を進めている。今月4日時点の配備数は17台で、うち能代署には2台配備され、管内のパトロールなどで運用している。パトカーは事件や事故の現場へ向かう際、サイレンを鳴らし警光灯を発光させる「緊急走行」を行う。全日本ろうあ連盟は、聴覚障害でサイレンが聞こえにくいため警光灯の光り方で緊急走行か否かを判別できるよう、平成24年から警察庁に要望してきた。同庁は緊急車両の警光灯を製作しているメーカー「パトライト」と新型警光灯の開発を進め、昨年4月に販売を開始した。
