
ドラム缶の掘削撤去を 能代の産廃を考える会など5団体が看板設置
能代市の「能代の産廃を考える会」など五つの住民団体は、旧能代産業廃棄物処理センターの環境保全対策推進への機運を高めようと、同市浅内地内の旧国道7号沿いに立て看板を設置した。ドラム缶が埋まっているとみられる「第6処分場」の掘削による調査・撤去など、県に対して抜本的な対策を求めている。立て看板は、考える会と浅内自治会、小野沢自治会、能代南土地改良区、浅内水利組合の5団体が先月23日に設置。旧能代産廃の問題を「次の世代に残せない」と強調している。考える会事務局長の原田悦子さん(79)は「掘削による調査を行い、実態を明らかにした上で必要な対策を講じるべき。これからも県に対策を求めていきたい」と話した。
