
林野火災に注意を 多発シーズン、多くは人為的要因
能代山本各地では例年、農繁期間近のこの時期に野焼き(火入れ)やごみ焼きが原因とみられる火災や事故が増える傾向にある。能代山本広域市町村圏組合消防本部によると、これら人為的な要因による林野火災や事故は昨年3~5月に計8件発生。また今月1日には、能代市浅内地内で何らかの原因で燃えていた枯れ葉からビニールハウス2棟に延焼する火災があった。担当者は「一歩間違えば大きな火災につながる。火気を使用している間はその場を離れないで」と注意喚起する。万が一、着衣に燃え移った場合は慌てて走らず、立ち止まって地面に倒れ、火が付いている部分を押し付ける「ストップ!ドロップ&ロール」の実践を呼び掛けている。
