
磯場でクロダイ釣れ始め
ヤリイカ、今年はシーズン長く
能代山本地方は間もなく花見シーズン本番。サクラマスをはじめとした釣果も〝満開〟に期待したいところです。
サクラマス
能代市の米代川下流域ではルアー釣りで58~63㌢クラスが1人0~1匹。ミノー、スプーン、バイブレーションを使用。だいぶ気温が上がってきたため、山間部の雪が解け本格的な雪代シーズンに突入した。濁りが強く、水位も平水より1㍍以上高く、釣りづらい状況が続いている。
ヤリイカ
男鹿半島一帯の各港湾ではエギングで胴長20~40㌢クラスが1人0~20杯。エギまたは餌巻きエギを使用し、餌は鶏ササミ。例年なら4月に入ればシーズン終了になるが、今年はシーズンが長く、まだ広範囲で釣れている。釣れたての身が透明なヤリイカは絶品なのでぜひ釣って食べてほしい。
クロダイ
男鹿半島一帯の各沖磯ではウキフカセ釣りで38~48㌢クラスが1人0~5匹。餌はオキアミ。ホッケも交じる。水温が10度を超え始め、地方寄りの磯場で釣れ始めている。そろそろ春の乗っ込みシーズン到来だが、河川からの雪代が流入しにくい場所を選んだ方が良い。
アマダイ
男鹿沖ではルアー釣り、餌釣りで35~43㌢クラスが1人0~3匹。ルアーの場合はラバージギング、餌釣りの場合は天秤3本針仕掛けにアオイソメ、オキアミを付ける。アマダイは活性が高い時には餌を求めて徘徊しているが、基本的には砂泥底で穴に潜っており、まずはルアー、仕掛けで底をコヅくように動かし、存在を知らせることが重要となる。活性が低い時は、どうしてもルアー釣りは分が悪くなるので、フックにアオイソメや味付きのワームなどを付けて、食わせの間を与えると良い。
ベッコウゾイ/タケノコメバル
男鹿半島一帯の各港湾、各地磯ではルアー釣りで25~38㌢クラスが1人0~3匹。クロソイ、キツネメバル、メバルなどに交じってまれに釣れる魚だったが、近年増えている印象がある。
情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590