雨の日多く農作業に遅れ 農家焦り、挽回を模索

 能代山本地方は春先から雨の日が多く、農業の春作業に支障が出ている。ネギの産地である能代市では畑の水が引かず、夏以降の収穫に向けた苗の定植を進められずにいる。影響は米作りにも及び、耕起作業に遅れが生じている。営農の土台となる圃場の準備が整わないことに農家は「気持ちばかり焦ってしまう」と頭を悩ませており、今後の天候を注視しながら作業の挽回を模索している。

雨続きでネギの定植作業を進められず、心配そうな表情で畑を見詰める栽培農家(能代市内で)
雨続きでネギの定植作業を進められず、心配そうな表情で畑を見詰める栽培農家(能代市内で)

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