
能代山本地方の桜が満開 各地に花見楽しむ人の姿広がる
能代山本の各地で桜が満開となっている。春先の寒さや雨の影響か「昨年より見頃が遅かった」という声も聞かれたが、ここ数日のうちに一気に開花が進んだ。青空がのぞいた21日、ピンク色の花が風を受けてそよぎ、本格的な春の訪れを感じさせた。地域の“名所”として知られる並木や公園では、散策しながら花見を楽しむ人たちの姿も見られた。能代市の能代公園ではソメイヨシノなどが満開。園内には、首都圏在住の出身者で組織する「関東能代会」の会員らが植栽した枝垂れ桜などを合わせて約400本が植栽されており、地域を代表する観桜スポットの一つとなっている。21日は午前中から散策に訪れる人の姿も目立った。このほか同市中川原地区の米代川左岸堤防沿いの桜並木や、同市扇田の能代工業団地の桜並木も満開を迎えている。


