地球環境考え多彩な活動展開 高校生ら企画「アースデイ能代」始まる

 地元高校生が中心となって企画したイベント「第4回アースデイ能代2025」は26日、能代市役所大会議室とさくら庭を会場に始まった。地球環境やSDGs(持続可能な開発目標)への関心を高めることが狙いで、おもちゃや絵本の再利用、食料を必要としている人に届けるフードドライブなど、多彩な活動を展開。来場した市民らは、環境に配慮した社会の実現に向け、一人ひとりが日常生活から始められることは何かを考えた。27日は同市の落合浜でごみ拾いを行う。アースデイは1970年に米国で提唱。能代での取り組みは、能代高の生徒有志が中心となって令和4年に第1回イベントを行った。4回目となる今回は同校の2、3年生6人と市民3人が実行委員会を組織。地元高校生約20人もボランティアとして運営に加わった。

おもちゃや絵本の回収コーナーを設置。不要になったおもちゃで制作されたアート作品も目を引いた(能代市役所大会議室で)
おもちゃや絵本の回収コーナーを設置。不要になったおもちゃで制作されたアート作品も目を引いた(能代市役所大会議室で)

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