歴史と趣ある端午の節句飾り展示 能代市の平山はかり店

 能代市上町の平山はかり店(平山はるみ店主)で、端午の節句に合わせたこいのぼりや幟(のぼり)、五月人形などが展示されている。市内の民家で長年保存されてきた歴史と趣のある品々が、来店者の関心を引いている。展示会は、店主の平山さん(62)が、同市桧山地区出身の河田康史さん(62)=横浜市=の実家で眠っていた60年以上前のこいのぼりを譲り受けたことをきっかけに企画。同市畠町の田畑太津彦さん(70)が所蔵する明治時代初め頃の幟と、平山家に100年以上前から伝わる五月人形を加え、「端午の節句飾り展」として初めて開催した。平山さんは「家族で見に来て歴史を感じてもらえたら」と話している。会期は5月6日までで、時間は午前10時~午後6時。

端午の節句に合わせてこいのぼりや幟など歴史ある品々が並ぶ展示会(能代市上町の平山はかり店で)
端午の節句に合わせてこいのぼりや幟など歴史ある品々が並ぶ展示会(能代市上町の平山はかり店で)

関連記事一覧

error: Content is protected !!