
資格取得へ学習スタート 能代支援学校で介護職員初任者研修開講式
能代支援学校(佐藤圭吾校長)で24日、介護職への就職を目指す高等部生徒が受講する「介護職員初任者研修」の開講式が行われた。生徒たちは、講義や実習を通して介護職に必要な知識や技術を身に付けると誓い、学習をスタートさせた。同校では、平成16年に訪問介護員養成研修3級の講座を開講し、26年度からは「介護職員初任者研修」として毎年行っている。今年度は2年生の3人が受講。同校教員や能代市落合のケアプランしらかみ管理者で、介護支援専門員の内藤美代子さんが講師を務める。開講式には生徒3人と保護者らが出席。佐藤校長は「これまで35人の先輩たちが受講し、全員が資格を取得、社会で活躍している。介護の知識や技術だけでなく、社会で生きていく上で大切な力が身に付く。皆さんの資格取得と成長を祈っている」とあいさつした。
