湯立て神事で作占い 託宣は「平年作以上」 能代市河戸川の熊野神社

 能代市河戸川の熊野神社(浅野士郎宮司)で28日夜、作占いの「湯立て神事」が行われた。浅野宮司がわらぼうきを湯に入れて一気に引き上げると、高々と湯気が上がり、託宣は「平年作以上」。参列者たちは安堵(あんど)の表情を浮かべた。湯立て神事は、同神社の例大祭の宵宮祭に合わせて行っており、平成に入ってからは3、5年に1回のペースで実施。10年ほど前からは毎年行っている。河戸川地区は稲作や畑作が盛んとあり、農繁期に向けて農家が気持ちを引き締める機会にもなっている。この日は、氏子総代ら約20人が参列した。

豊作を願って行われた湯立て神事(能代市河戸川で)
豊作を願って行われた湯立て神事(能代市河戸川で)

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