
「新しい秋田切り開く」 鈴木知事、就任後初の県議会で所信表明
鈴木健太知事は30日、就任後初となる県議会本会議で所信表明を行った。知事は、これまでの施策を検証し、改めるべきものは内容や手法を大胆に刷新する考えを示しながら「人口減少と地域衰退という県民共通の敵に向かい、本県の有するあらゆる資源を総動員し、今こそ反転攻勢に出る時。県議会をはじめ市町村や県民の多様な意見に耳を傾け、共に手を携えて新しい時代の新しい秋田を切り開く」と決意を述べた。鈴木知事は先月20日に任期がスタート。初の県議会本会議で知事説明に立つと、「課せられた職責の重さを感じ、改めて身の引き締まる思いで今、この場に立っている」と切り出し、所信を表明。将来像とする「日本一持続可能な県」を実現させるため、経済や観光、医療・福祉、教育分野など八つの重点的な施策の方向性を示した。
