峰浜ナシとカミツレ事業に 八峰の元協力隊3人「やっほーfarm」設立

 八峰町の地域おこし協力隊を卒業した3人が、「峰浜のナシ」とカミツレ(カモミール)を事業の2本柱とする合同会社「やっほーfarm(ファーム)」を立ち上げた。約140年続く果樹園を引き継いだほか、空き店舗を改修する加工場には近隣住民が「お茶っこ」できるスペースも併設する予定。起業、定住、事業承継を実現させ、「地に足をつけて、着実に」一歩ずつ前へ進む。「やっほーfarm」は、4年秋から今年3月末まで、地域おこし協力隊の定住・移住コンシェルジュを務めた越前谷淳さん(37)=茂浦、川崎市出身=、農業推進コンシェルジュを務めた山田勝さん(35)と菜々子さん(36)夫婦=蝦夷倉、能代市出身=の3人が、協力隊時代の農園活動の名称を生かし2月に設立。代表社員は越前谷さん。

「やっほーfarm」を立ち上げた越前谷さん、山田菜々子さん、笠原果樹園5代目園主に就いた山田勝さんと、後を託した笠原吉範さんと妻の昇子さん(左から)
「やっほーfarm」を立ち上げた越前谷さん、山田菜々子さん、笠原果樹園5代目園主に就いた山田勝さんと、後を託した笠原吉範さんと妻の昇子さん(左から)

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