
八峰町特産の「峰浜ナシ」人工受粉が盛ん 実りの秋に願い込め
八峰町峰浜地域で特産のナシの白い花が咲き、結実を高めるために欠かせない人工授粉作業が行われている。果樹農家は、出来秋には甘くみずみずしい「峰浜ナシ」を消費者に届けようと、精を出している。ナシの栽培は、冬期間に枝の剪定(せんてい)作業を行い、花が咲くと人工授粉に入る。開花からの限られた期間で、しかも雨の日や気温が低い日はできないため、まさに短期決戦となる。授粉作業が終わると、その後は大きく実らせる実を選んで残すための摘果や袋掛けなど、秋の収穫期まで成長段階に応じた作業が待っている。
