
能代山本広域消防本部が水難事故に備え訓練 資機材の扱い方確認
海や川での水難事故に備え、能代山本広域市町村圏組合消防本部はこのほど、能代市の能代港下浜ふ頭で今年度の水難救助訓練をスタートさせた。水難救助隊員は、資機材の扱い方を確かめるとともに、特別救助隊員らと連携しながら救助艇を用いた溺者救助の技術を磨いた。能代山本地域には、サクラマスやアユなどを求めて県内外から多くの釣り人が訪れる一方、水難事故が毎年のように発生している。水難事故に対応するため、同消防本部は専門的な訓練や研修を積んだ消防職員で編成する水難救助隊を運用。今年度は20人が在籍し、有事に備えて救助資機材の扱い方を実践的に学ぶ訓練を年6回程度実施する予定という。
