
三種町山本地域「じゅんさい王国節」小中学生ら継承 今年も運動会で披露へ
三種町山本地域の小中学生が地元で踊り継がれてきた「じゅんさい王国節」の継承に取り組んでいる。「〽石油井戸から お湯がでるヨイショ」「〽じゅんさいおばこ なにしてほれた」──といった歌詞に合わせて踊り、今年も春の運動会で披露する予定だ。じゅんさい王国節は、ジュンサイの産地を盛り上げようと、山本町時代の約30年前に作られた。森岳温泉や下岩川地区で生まれ育った日本を代表する創作舞踊家・石井漠、角助沼など地域の資源や偉人が登場する。じゅんさい音頭推進協議会などの関係者が「伝統芸能の祭典inみたね」や「森岳温泉夏まつり」など町内の催しで披露しているほか、山本地域の金岡小や森岳小、山本中では児童生徒が春の運動会で毎年のように踊って地域を盛り上げている。
