「民生委員・児童委員」の成り手不足が顕在化 能代市では11人が欠員

 5月12日は「民生委員・児童委員の日」。能代市でも各地域の委員が住民と関係機関のつなぎ役として活動している。近年は成り手不足が顕在化し、定数186人のうち8日現在の委員数は175人で、4年12月の一斉改選時より改善しているものの、11人の欠員が生じている。人口減少や高齢化の進行などが背景にあるとみられる。市は委員の継続や退任に関する意向調査の時期を前倒しして成り手確保に努めており、「情報収集しながら欠員の解消に取り組む」としている。同委員は、厚生労働大臣から委嘱された地域福祉を担うボランティア。同じ地域で生活する住民の一員として、住民からのさまざまな生活上の困り事や心配事の相談に応じ、必要な支援を受けられるよう、専門機関への「つなぎ役」としての役割を担う。任期は3年。

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