
県銘木センター、2期連続の赤字決算 市日の販売総額は前年度並み
県銘木センター(瀬川貴志理事長)の第54回通常総会は9日、能代市河戸川の同センターで開かれ、450万円の当期純損失を計上した6年度決算を承認した。退職金の支出や老朽化に伴う施設の修繕費などがかさみ、2期連続で赤字決算となった。昨年度の市日の製品、原木の販売総額は前年度並みの1億3048万円。看板商品である厚板、柾(まさ)平割、腰板などの売り上げは好調だったものの、9月の県銘木展示大会(秋銘展)が猛暑と豪雨災害で原木の集荷が思うように進まず売り上げが伸び悩んだこともあって、販売目標額(1億4千万円)に届かなかった。同センターは今年度も銘青会まつり特市(5月30、31日)、県銘木展示大会(9月25~27日)、東日本銘木展示大会(来年1月30、31日)の三大特市を中心に12回の特市・原木市を計画している。
