
能代市の空き家、過去最多の2478戸 状態は悪化傾向 6年度実態調査
能代市は、6年度の空き家等実態調査の結果をまとめた。空き家(店舗など含む)の件数は2478戸で、5年度に比べて12戸(0・5%)増加し、平成26年度からの調査で過去最多を更新した。状態別で見ると、危険度の高い「特定空き家」は微減したが、「損傷箇所あり」の空き家は59戸(3・5%)増の1740戸となった。逆に「良好」な空き家は減少し、悪化傾向が続いている。また、空き家の半数以上がJR能代駅周辺に集中し、市街地で空き家問題が顕在化している。市は、空き家の解体に関する補助金について、管理不全空き家の申請受け付けを今月1日に開始した。