
藤里学園の給食に金属片 3月発生、けが人はなし
藤里町教育委員会は12日、町内の給食センターで3月5日に調理して藤里学園に配食された給食の中から、長さ1㌢程度、太さ0・2㍉ほどの針金状の金属片が見つかり、当日の学校給食を取りやめていたことを明らかにした。町教委によると、金属片は「ジャガイモとひじきのカレー煮」の中から見つかった。児童が料理を口に含んだが吐き出し、けがはなかった。同給食センターは同日、藤里学園と藤里幼稚園に給食を配食しており、異物混入の連絡を受けて全校と幼稚園の給食を確認したが、ほかに異常は確認されなかった。その後、町教委が原因を調査し、調理器具、調理施設ともに金属片が混入するような破損はなく、調理の過程で混入したものではないと結論付けた。町教委は「園児、児童生徒、保護者にご心配をかけた。再発防止に努めたい」としている。