
能代市消費生活センター、昨年度の新規相談416件 特殊詐欺の案件も増加
能代市消費生活センターは、6年度1年間で416件の相談を新規に受け付けた。前年度比5件(1・2%)増の横ばい圏内だが、400件超は3年連続。多重債務や特殊詐欺に関する相談は増加し、だまされた自覚が薄いケースやギャンブル依存症が心配される相談もあるという。定期購入を巡るトラブルも後を絶たず、同センターは早期の相談の大切さ、関係機関の連携による生活立て直し支援の必要性を訴えている。昨年度の相談を大別すると「商品」に関する相談が231件で2件増、「役務」が184件で5件増、「他の相談」が1件で2件減だった。この中に、多重債務に関する相談69件(19件増)と特殊詐欺の相談76件(7件増)が含まれている。
