クロマグロの大物2匹水揚げ 176㌔と142㌔ 八峰・八森漁港

 八峰町の八森漁港で15日、100㌔をはるかに超えるクロマグロが2匹、水揚げされた。本県沖のはえ縄漁で取れたもので、仲買人らの注目を集めていた。クロマグロは30㌔以上を大型魚と呼ぶ。県漁協北部支所によると、本県沖のマグロ漁は特に漁期の制限はなく、八森、岩館両漁港で水揚げされるクロマグロは1匹当たり30~60㌔程度の大きさが多く、過去最高は199㌔。4月にも100㌔超が1匹取れたが、脂の乗りはいまひとつだったという。15日は、3隻がはえ縄でクロマグロを狙って出漁し、2匹が水揚げ。5月の〝初漁〟となり、176㌔と142㌔と大型魚の中でもビッグサイズで、それぞれ木箱に氷漬けに。荷さばき所では、仲買人らが、脂の乗りや鮮度の良さを見極めようと、切られた尾の断面をじっくり見たり、触ったりする姿があった。

100㌔をはるかに超えるクロマグロが水揚げ(八森漁港で)
100㌔をはるかに超えるクロマグロが水揚げ(八森漁港で)

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