
旧アイケーの従業員ら再会喜び合う 「愛敬」生誕50周年祭に全国から77人
能代市で初めての総合大型店「アイケーショッピングデパート」を運営した「愛敬」の生誕50周年祭・従業員の集いが15日夜、同市西通町のシャトー赤坂で開かれた。創業から「能代サティ」として平成14年に閉店するまでの間に勤務経験がある人たちが全国各地から集まり、昔話に花を咲かせるとともに、地方都市の大型店の盛衰と一時代の終焉(しゅうえん)に思いを巡らせた。愛敬は、地元衣料品店のイシヤマと菊宏が合併して昭和50年に設立し、52年3月に同市南元町の中和通りに「アイケー─」を開業。3階建ての売り場面積9030平方㍍に県内外28店が出店した。集いはアイケーOB会(菊地金雄代表)の主催で3回目。能代山本や大館市、北秋田市のほか、岩手、宮城、静岡、愛知などから77人が参加、苦楽を共にした仲間との再会を喜び合った。
