
県認定の「白神ガイド」講習始まる 5年ぶり新規募集に県内外から9人
県が5年ぶりに新規募集した「あきた白神認定ガイド」の講習が始まった。世界自然遺産・白神山地の麓である能代山本内外から9人が申し込み、来年1月まで全6回の講習でガイド技術や安全管理、危急時対応などを身に付ける。講習を担う能代市の一般社団法人・白神コミュニケーションズの代表理事、後藤千春さんは受講者に「訪れる人に白神の森の魅力を理解してもらうために、自ら見て感じたものを共感が得られそうな言葉で伝えてほしい。講習は自分を高める機会にしてもらいたい」と呼び掛けた。今月11日が初回の講習で、受講者は後藤さんの案内で雨が降る八峰町の留山を歩いた。受講者の1人で、藤里町地域おこし協力隊の佐藤成希さん(25)は「白神山地について深く知り、その魅力を存分に発信できるようになりたい」と抱負を語った。
